2020年5月10日

ブリヂストンスポーツ
テニス事業を今年末で撤退

「テクニファイバー」ブランド
ラコステJが製品販売

ブリヂストンスポーツ(望月基社長)は、同社および同社の100%出資子会社であるブリヂストンスポーツセールスジャパン(以下、総称して同社)が展開するテニス事業(以下、本事業)から、今年12月31日をもって撤退することを決定した。

同社は、1984年に本事業に本格参入以降、主に国内でブリヂストンブランドのテニス製品を企画・製造・販売し、04年からは「テクニファイバー」ブランドの国内販売代理店として、事業展開を行ってきた。しかし、同社は事業ポートフォリオやリソース配分の最適化を戦略的に進める中で本事業から撤退することを決定した。今後はゴルフ事業に経営資源を集中させ、ゴルフ事業の成長を図っていく考え。

今後のスケジュールとしては、ブリヂストンブランド、パラディーゾブランドのテニス関連製品の製造・販売およびテクニファイバーブランドの製品販売は、今年12月31日をもって終了する。来年1月1日以降、日本国内におけるテクニファイバーブランドの製品販売は、ラコステ ジャパンが行う予定となっている。

【ラコステ ジャパンの概要】
▽所在地=東京都品川区上大崎3―1―1 JR東急目黒ビル3階▽代表者=李孝氏▽設立=87年1月