2020年11月15日

令和2年秋の叙勲・褒章
石津氏、牧野氏受章

11月3日付けで発令された令和2年秋の叙勲・褒章において、AGC元社長の石津進也氏が「旭日重光章」、日本金型工業会元会長で長津製作所会長の牧野俊清氏が「旭日小綬章」を受章した。

今回の受章で両氏は喜びの言葉を次のように述べている。

石津氏は「この度は、はからずも叙勲の栄に浴し、身に余る光栄に存じます。この受章は私個人が受け取るものではなく、これまでかかわって参りました関連業界およびAGCグループを代表して頂いたものです。これもひとえに、これまで大変お世話になりましたお客様、お取引様をはじめとする関係者のご指導、ご鞭撻によるものと、心より感謝を申し上げます。

目立たない存在だが、便利で、快適で、安心な世の中を実現する力がある。そのような素材産業に長年にわたり携わることができたことは、私の誇りです。日本の素材産業のこれからの発展を、心より祈念しております」。

牧野氏は「この度は、はからずも叙勲の栄に浴し、身に余る光栄に存じます。これもひとえに諸先輩方や関係する業界の皆様のご指導ご支援の賜物であり心より感謝申し上げます。この受章は私個人が受けたものではなく、これまでかかわらせて頂いた金型業界を代表したものと受けとめております。

国内外で新型コロナウイルス感染症が拡大し、いまだ収束しない大変な時期ではございますが、今後も微力ながら金型業界に関係する方々とともに、新しい時代の技術に向き合い世界に向けて存在感ある金型を開発、提供できる業界であり続けるよう、微力を尽くして参る所存でございます」。