2021年9月15日

アキレス
ブランド史上初のカーボンニュートラルシューズ

「ブルックス」ブランドから発売

アキレス(伊藤守社長)は、日本国内において総合販売代理店を務める米国ランニングシューズブランド「ブルックス」のカーボンニュートラルシューズ「Ghost(ゴースト)14」を9月上旬から発売している。世界の大きな課題となっている気候変動について、ブルックスでは緊急かつ普遍的な行動が必要であると考え、パリ協定に基づく「2050年までのカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)」に対し、40年までに二酸化炭素排出量実質ゼロの達成を目指していく。

この目標の達成に向けて、製品の材料をリサイクル品に代替し、二酸化炭素排出量に影響の少ない染色プロセスを採用。再生可能エネルギーを使用する工場から材料と製品を調達し、削減が困難な部分の排出量については、カーボンオフセットを購入することで補うなど、カーボンニュートラルに向けた活動を積極的に推進する。今回、この取り組みの中で開発されたブランド史上初となるカーボンニュートラルシューズのゴースト14を発表、日本国内ではブルックス公式サイトおよびスポーツ用品店を通じて発売している。

ゴーストは誕生以来、数多くの業界賞を受賞、多くのランナーを魅了し続けている人気モデルとなっている。ゴースト14からカーボンニュートラルシューズとして、リサイクルポリエステルをアッパー素材は最低30%、インソールのトップライナーとシュータンの裏地、つま先ボックスの補強などについては100%使用。ブルックスでは今後もモノを生産するブランド、米ランニングシューズ専門店シェアナンバーワンを誇るブランドの責任として、より一層循環的な製品の製作に取り組み、製品の寿命を延ばすためのプログラムを拡大、埋め立て地に入る製造廃棄物を排除する計画を推進するなど、引き続き地球を守るための取り組みを積極的に行っていく。

ゴースト14のランニングシューズとしての特長は、3DFitプリントのアッパーにより、伸縮性と構造のバランスを最適化。かかとと甲をしっかり優しく包み込み、足にぴったりフィットする。ソフトクッションミッドソールを100%DNA LOFTクッションにアップデートしたことで、一段と柔らかくスムーズな走り心地を実現した。新しくなった100%DNA LOFTのミッドソールとセグメントされたクラッシュパッドのアウトソールが連動することで、接地から蹴り出しまでの移行をスムーズに導く。カラーはメンズがCH、W、YG、BLK、B/BK、GRYの全6色、ウィメンズがNB、BLK、GRY/P、GRY、W、OR、BLK/Pの全7色。サイズはメンズが25・0~30・0㌢、ウィメンズが22・0~26・0㌢。ドロップ(かかととつま先の厚みの差)は12㍉、片足重量はメンズが281㌘(27・0㌢)、ウィメンズが255㌘(25・0㌢)。価格は1万4300円。