2024年4月15日

ニッタ
MEXUシリーズ販売開始

食品搬送用ブルーベルト

ニッタ(石切山靖順社長)は、食品搬送を主な用途としたブルーベルト「ニューライトグリップMEXUシリーズ」にラインアップを追加した。

近年、食品製造工場ではHACCPに沿った衛生管理が必須となり、各工程をつなぐ食品搬送用樹脂ベルトにも、HACCP環境に対応した機能が求められている。同社は、これまでも顧客の困りごと解決につながる製品の開発を行ってきたが、今回、従来のWEXUシリーズに加え、異物検出ニーズへの対応や海外市場への販売促進のため、耐洗浄性・離型性などの求められる機能を追加したブルーベルト「MEXUシリーズ」3タイプ「MEXU―7ANS」「MEXU―14ANS」「MEXUK―12ANF」の販売を4月1日から開始した。

3タイプの共通の特長としては耐次亜塩素酸ナトリウム水溶液、耐湿熱、抗菌・防カビ、耳ホツレ防止が挙げられる。MEXU―7ANS、MEXU―14ANSはすり込みによる収縮が小さく、MEXUK―12ANFは離型性が必要な用途に適しているといった特長がある。製品仕様はMEXU―7ANS、MEXU―14ANSの表面はポリウレタン(平滑)、裏面特殊帆布、MEXUK―12ANFの表面はポリウレタン(目付)、裏面ポリエステル帆布。用途はMEXU―7ANS、MEXU―14ANSが食肉・野菜などの食品全般向け搬送、MEXUK―12ANFは米飯などの粘着性食品向け搬送となっている。