ニッタグループ
賀詞交歓会
目標達成へ全力を尽くす
ニッタグループ(ニッタ、ゲイツ・ユニッタ・アジア、ニッタ・ハース、ニッタ化工品)の賀詞交歓会が1月7日、東京都千代田区の明治記念館で開催された。4社合同の会合とあって、会場は同社グループ企業の経営陣、取引先、関係者ら約200名に上る参会者でにぎわいを見せた。
グループを代表してあいさつに立ったニッタの石切山靖順社長は「昨年の日本経済を振り返ると個人消費や設備投資といった内需が底堅く推移した。景気は緩やかな回復基調にあったものの、米中貿易摩擦による中国経済の減速によって輸出企業を中心に収益環境の悪化が見られた。当社グループの主要な需要業界においては、物流関係は依然として堅調であった半面、半導体関連や工作機械向けでは減速感が見られた。そのような中、当社グループでは中長期経営計画V2020フェーズ3の2年目として、最終目標の達成に向け3大チャレンジの目標に取り組んできた。特に新事業・新製品の創出と成長についてはCNT関連、ロボットハンド、バイオ再生医療関連、ゲイツ・ユニッタ・アジアのポリチェーンベルト新シリーズといった新しい製品の芽が育ちつつある。お客様の期待にこたえる商品とサービスを皆様にいち早くお届けできるように取り組みを加速させていきたい。今年はいよいよV2020の最終年度を迎える。最終目標としては、売上高1000億円、新事業・新製品比率25%の目標を掲げている。目標達成に向けて全力を尽くすとともに、1000億円企業にふさわしい体制の強化を図っていく。コーポレートガバナンスの強化、コンプライアンス、社会と環境に対する責任意識の向上にしっかりと取り組んでいきたい。そしてお客様に一層愛され、ここに集まられた皆様とともに成長していくために頑張りたい」と今年の目標と意気込みを述べた。
乾杯の音頭は第一の田村茂会長がとり、来場者が声をそろえての発声で祝宴の幕が開けた。