2020年4月25日

ブリヂストン
国内工場の稼働を一時停止

主力の久留米工場など11拠点で

ブリヂストン(石橋秀一社長)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う需要減少や、先行き不透明な市場環境の状況に鑑み、日本国内の同社工場において一時的な生産調整を行う。対象工場については、当初予定されていた5月連休中の休業(5月3~6日)に加え、一定期間の稼働停止を予定している。

4月29日~5月2日、5月7~8日(6稼働日)に稼働を停止する工場は乗用車用、航空機用タイヤを生産する久留米工場(福岡県久留米市)、航空機用タイヤを生産する東京ACタイヤ製造所(東京都小平市)、乗用車用、二輪車用タイヤを生産する那須工場(栃木県那須塩原市)、乗用車用タイヤを生産する彦根工場(滋賀県彦根市)、鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)、乗用車用、トラック・バス用タイヤを生産する栃木工場(栃木県那須塩原市)、トラック・バス用タイヤを生産する甘木工場(福岡県朝倉市)、乗用車用、建設・鉱山車両用タイヤを生産する防府工場(山口県防府市)。

5月1~2日(2稼働日)に稼働を停止する工場はゴムクローラ、高圧ホース、編上ホースを生産する熊本工場(熊本県玉名市)、高圧ホース、プッシュロックを生産する関工場(岐阜県関市)。なお、この両工場は高圧ホース等、一部品目の生産ラインのみ稼働停止となる。

5月1~2日、5月7~8日(4稼働日)に稼働を停止する工場はスチールコードを生産する佐賀工場(佐賀県三養基郡)。