2020年9月5日

アキレス
「ハイペリオンエリート2」世界同時発売

ブルックストップレーシングモデル

アキレス(伊藤守社長)は、米国ランニングシューズブランド「ブルックス」のトップレーシングモデルとして「ハイペリオンエリート2」を9月1日、世界同時発売した。国内では同日から、新宿西口ハルクや主要店舗13店のほか、ブルックス公式サイト(https://www.brooksrunning.co.jp/)において300足限定で発売した。

ブルックス社が4年の歳月をかけて開発し、今春3月の発売後、即完売となったトップレーシングモデル「ハイペリオンエリート」を、ハイペリオンエリート2としてさらに進化。ミッドソール素材には、今年7月に発売し〝より速く、より長く〟を開発コンセプトにして話題を集めたランニングシューズ「ハイペリオンテンポ」にも使われているブルックス社第3の素材〝DNA FLASH〟を採用している。高密度の液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡させて成型した、軽さと高次元のレスポンスを生み出すことに成功した最新素材で、新製品では優れたクッション性と反発力、軽さを併せ持つこの最新素材による可変形状カーボンプレートを挟み込み、着地、踏み蹴りの安定感、軽快感をグレードアップさせている。

ブルックスブランドアンバサダーを務めるプロランナーの下門美春選手のハイペリオンエリート2着用の感想としては「反発力に加え、DNA FLASHを搭載したことで、体にかかる負荷を軽減してくれる柔らかさも備わり、ロングランでもスタミナをロスせず、疲労感を軽減させながら走りきれる感じ」と好感触を得ている。

スピード練習、レースでもランナーのポテンシャルを最大限に引き出すと同時に、ソールのかかととつま先をローリングさせた形状のラビットソールテクノロジーを採用していることから、よりスムーズな重心移動と推進力を生み出した。ランニングエネルギーを節約し、フルマラソンでも後半粘れる余裕を生み出してくれるハイペリオンエリート2は、他社のカーボンプレート入りシューズとは、ひと味違う、スピードと安定感を体感できる、ブルックス社こん身のトップレーシングモデルに仕上がっている。カラーはグレー、サイズは24・0~29・0㌢で、片足重量は約215㌘(27・0㌢)、ソール厚さは35~27㍉。アッパー素材は伸縮性の高い編み込みメッシュアッパー(ポリエチレン75%、ナイロン25%)、ソールの前足部の素材は発泡ラバーかかと部に硬質ラバーを使用している。メーカー希望小売価格(税別)は2万7000円。