2020年11月5日

横浜ゴム
「アイスガードiG52c」発売

乗用車用ベーシックスタッドレス

横浜ゴム(山石昌孝社長)はスタッドレスタイヤブランド「アイスガード」のベーシックモデル「アイスガードiG52c」をヨコハマクラブネットワーク(自系列タイヤショップのタイヤガーデン、グランドスラムのほか、横浜ゴムとパートナーシップ契約を結ぶタイヤショップの総称)限定で販売を開始した。

アイスガードiG52cは海外向けに販売されている商品で、多様化するユーザーニーズに対応するため国内発売を決定した。商品コンセプトはアイスガードブランドの基本性能を備えた〝さまざまな冬道に効く〟ベーシックスタッドレスタイヤ。幅広縦溝で圧雪路面での排雪と高速走行時の排水効果に貢献する「幅広4本ストレートグルーブ」を採用。イン側からアウト側へ流れるような溝形状の「方向性シャーベットグルーブ」で圧雪路面、シャーベット面での排雪性、ウエット路面における高速走行時の排水効果を高め、ストレートリブと左右の大きなベルト状ブロックの「ストレートリブ&ビッグベルトブロック」により、広い接地面積とブロック剛性ならびに凍結路面、ウエット路面、ドライ路面での接地面積、剛性感を確保。斜めに配置された細かいスリットが氷上でのエッジ効果を補完する「細密マイクログルーブ」、凍結路面への密着性を高めた吸水素材、剛性確保に効く3段形状の「トリプル3―Dサイプ」といったアイスガードのスタンダード技術が採用されており、凍結や圧雪、シャーベット、ウエットやドライ路面で優れた性能を発揮する。さらに、凍結路面においてタイヤが滑る原因であるタイヤと路面の間のミクロの水膜を取り除き、路面にしっかり密着する「氷に効く」コンパウンドも取り入れられている。発売サイズは16㌅の205/60R16  92T、215/60R16  95T、15㌅の185/60R15  84T、175/65R15  84T、185/65R15  88T、195/65R15  91T、14㌅の165/70R14  81Tの7サイズで、価格はオープン価格。

同社ではスタッドレスタイヤとして、乗用車用ではベーシックモデルのアイスガードiG52cに加え、プレミアムモデルの「同6」、メジャーモデル「同5プラス」を販売しているほか、4×4・SUV用「同SUV G075」、バン・小型トラック用「同iG91」などをラインアップしている。