2020年12月5日

ムーンスター
「810s」2021年春夏新作

強み残しスタイルをアップデート

ムーンスター(井田祥一社長)は、147年の歴史を持つ同社が培ってきたプロユースのノウハウを軸に日常生活に〝ちょうどいいもの〟を提案していくプロダクトライン「810s(エイトテンス)」の2021年春夏シーズンの新作を、12月下旬から順次発売する。エイトテンスの名前は日本語の腹八分目という言葉の持つちょうどいいという感覚を表した「8/10=eight―tenths」の略称。

12月下旬発売の第一弾は昨年発売し、好評を得ている定番モデルの「KITCHE(キッチェ)」「STUDEN(スチューデン)」で、それぞれニューカラーが発売される。エイトテンスの強みであるプロユースの機能性はそのままに、その時々に合う〝ちょうどいい〟スタイルをアップデートしていく。

キッチェは厨房や食品工場で使われるキッチンシューズをデイリーシューズに落とし込んだ。油や水に濡れた路面に吸い付くマルチストッパーソールや手入れが楽なアッパー素材が採用されており、ミニマルに仕上げられたコートタイプ。素材はアッパーがシンセティックレザー、ソールはゴム。ルーツモデルは2005年発売の「KITCHENSTAR1」。ニュートラルなカラーリングのアッパーにソールがアクセントとなった上品なたたずまいのライトグレーを新たに発売。このほか、ホワイト、ブラックがある。サイズは22・5~28・0㌢、価格(税別)は5000円。

スチューデンは学生用のグランドシューズをデイリーユースに。かかとをサポートするヒールカウンターや夜道での安全性を高めるセーフティブライト(反射材)を採用。上品な雰囲気にまとめたジョグタイプに仕上げられている。素材はアッパーがポリエステル/シンセティックレザー、ソールはEVA/ゴム。ルーツモデルは04年発売の「SC ATHLETIC 007」。21SSではソールまでワントーンにまとめたエイトテンスらしい日常遣いにちょうどいいネイビーとエクリュが登場。カラーはこの2色のほかにブラック、グレーがある。サイズは22・5~27・0㌢、28・0㌢、価格(税別)は5000円。