アキレス
2代目パフォーマンスリカバリーモデル登場
「メロス2」「イテン2」
アキレス(伊藤守社長)は自社開発の新ポリウレタン(以下、PU)素材「MEDIFOAM(メディフォーム)」を搭載し、〝走るリカバリーシューズ〟として市場に浸透中のランニングシューズ「メディフォーム」から、2代目パフォーマンスリカバリーモデルとなる「MELOS(メロス)2」「ITEN(イテン)2」を全国のスポーツ専門量販店・スポーツ専門店および靴専門店、有名ECサイト、アキレスウェブショップで本格発売している。
今回発売のモデルもサブ3を目指すランナーをサポート。順天堂大学スポーツ健康科学部バイオメカニクス研究室での走行試験結果ではメディフォーム搭載モデルと非搭載モデルを比較すると4分/㌔㍍のペースでふくらはぎ、特にひらめ筋の筋活動量が軽減されている。これによりサブ3のランナーやサブ3をねらうランナーがスピード練習、ペース走、レース本番シューズ等でメディフォームパフォーマンスリカバリーモデルを履くと非搭載モデルと比べ〝後半粘れて楽に走れる〟ことが実証されている。
メロス2およびイテン2は、前足部に搭載された高い反発性を持つメディフォームによってエネルギーロスを防ぎ、反発力を推進力に変える。加えて、新たにミッドソールに衝撃吸収と反発弾性を強化したERP素材を採用。接地時の衝撃を緩和し、高速度での走行によって受ける足へのダメージを軽減する。また、前作から改良された3Dプリントシームレスアッパーは、適度な収縮性を持たせたことで、フィット感を高め、走行中のブレをさらに軽減する。
新モデルの開発にあたっては、ロンドン五輪男子マラソン日本代表でメディフォームの開発アドバイザー・藤原新選手やMEDIFOAM AC所属の川内鴻輝選手らの知見も生かし、試作、試走を繰り返し、メロス2およびイテン2の発売へとつながった。
コロナ禍において陸上競技界ではトラック種目から競技が再開され、トラックにおける中長距離走で好記録が続出、特に注目を集める中で、改定された世界陸連ルールが12月から適用されている。今回登場の2代目モデルは、ソールの厚さが25㍉以内で、世界陸連ルール改定に伴う800㍍以上のトラック種目で使用可能となっている。
前足部に推進力を無駄なく地面へ伝える樹脂スパイクラバーソールを搭載したメロス2は、片足180㌘(26・5㌢時)で陸上競技場のトラックにも対応。一方、スムーズな踏み蹴りを生み出す軽量ラバーソールを前足部に搭載したイテン2は、片足190㌘(同)で、ファッションにもこだわりポップなボタニカル柄が採用されている。カラーはメロス2がブラック、ミント、アイスグリーン、イテン2がレインボー、ホワイト、サイズはメロス2が22・5~29・0㌢、25・0~29・0㌢、22・5~25・0㌢。イテン2が22・5~28・0㌢。メーカー希望小売価格はともに1万3750円。