2021年1月30日

TOYO TIRE
国内でサイズラインアップ拡充

「オープンカントリー」シリーズ

TOYO TIRE(清水隆史社長)は、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」シリーズにおいて、オフロードにおけるトラクション性能と、オンロード走行に求められる耐摩耗性能や走行安定性を高い次元で両立させたハイブリッド商品「オープンカントリーR/T」、不整地や泥ねい地などあらゆる悪路も走破できるパフォーマンスと耐久性を有するオフロード向け商品「同M/T」の新サイズを2月から順次、国内で発売する。価格はいずれもオープン価格。

オープンカントリーシリーズはSUVをターゲットとした同社の主力ブランド。同社は世界で最も過酷なオフロードレースといわれる「BAJA1000」などの国際レースに継続参戦し、その経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックしている。同ブランドは、大型SUV車両が抜きん出て普及している北米市場で高く評価されている。国内市場においては2016年にオープンカントリーR/Tを発売し、同ブランドの導入を開始した。

日本国内でのSUVの新車販売台数は年々増加し、人気が高まっている。同社はこれまでSUV市場の拡大に合わせ、オープンカントリーシリーズのサイズ拡充を行ってきた。同R/TはコンパクトからミドルクラスSUV向けに17サイズ、同M/Tは大型SUV向けを中心に20サイズのラインアップを取りそろえて展開している。

国内で特に人気を集めている車種においては、凹凸のあるオフロードタイヤのトレッドパターンをしっかりと見せるために車両をカスタマイズすることがトレンドになっている。こうしたニーズへ的確に対応したサイズを同M/Tで投入することとした。追加サイズはLT275/55R20 115/112Q、LT265/70R17 112/109Q、LT265/70R16 110/107Q、LT265/75R16 112/109Q、165/65R15 81Q(4月発売)、165/80R14 97/95N(同)。165/65R15 81Q以外はホワイトレター。

また同R/Tでは商用車をカスタマイズし、アウトドアで使用するユーザーや大型SUVの注目車種をターゲットに、純正サイズを中心としたラインアップを新たに拡充し、ニーズにこたえる。追加サイズは30×9・50R15 104Q(ホワイトレター)。