2021年3月15日

電池サプライチェーン協議会
国際競争力強化で発足

日本触媒、三菱ケミカル等加入

脱炭素社会実現に向けて電池サプライチェーン(電池の材料、部品およびその原料にかかわる産業)の国際競争力強化を推進する新団体として「一般社団法人電池サプライチェーン協議会(Battery Association for Supply Chain、以下、BASC)」(阿部功会長=住友金属鉱山執行役員)が来月1日に設立される。設立目的は電池サプライチェーンの健全な発展を図ることで、会員は電池サプライチェーン関連企業約30社(設立時点)。

脱炭素社会実現に向けて電池サプライチェーンの国際標準化や電池エコシステム構築等の活動を行うBASCに、本紙関連では日本触媒(五嶋祐治朗社長)、三菱ケミカル(和賀昌之社長)、三菱ケミカルと宇部興産の合弁会社であるMUアイオニックソリューションズ(本社・東京都千代田区、土山正明社長)、昭和電工の完全子会社・昭和電工マテリアルズ(本社・東京都千代田区、丸山寿社長)が会員として加入することが決定している。