2021年6月15日

〈総会〉大阪ゴム商業会
新会長に森氏(モリテック社長)

大阪ゴム商業会は6月3日、大阪薬業健康保険組合の特別会議室において「通常総会」を開催した。今年度は、新型コロナ感染防止の観点から役員のみの実出席となり、会員数52人のうち、実出席は役員を含め11人、議決権行使書23人、委任状8人で執り行った。

冒頭、大西会長によるあいさつが行われ「今年も新型コロナ感染防止のため、会員の皆様が一堂会する形での通常総会を行うことがかなわず、非常に残念に思うが理解をお願いしたい。また、同様に昨年度は屋外で行うゴルフやソフトボール大会以外の行事の大部分は開催を中止した。新型コロナが一日も早く収束し、すべての行事が盛大に開催できる日が来ることを祈っている」と、くやしさをにじませながら期待の言葉を述べた。

続いて、総会資料に基づき第1号議案~第5号議案について議決権行使書を含めて審議され、すべて承認可決された。今年が役員改選期であることから、第5号議案で役員改選が行われ、新会長に森孝裕氏(モリテック社長)、新副会長に糸井宏之氏(千歳商事社長)と加藤廣氏(西部ゴム社長)が選ばれた。新監事として、大西浩太郎氏(宇都宮製作社長)と中川洋平氏(中川ゴム社長)がそれぞれ就任した。

森新会長からは旧役員への感謝を言葉が述べられ、就任のあいさつとして「当商業会は長い歴史を誇り来年で創立70周年を迎える。ただこれからは時代の変化に応じた会の運営の在り方や、会の存在意義も考えていかなければならないと考えている」と意欲を示した。

新旧役員交代に伴い、松平佳敬相談役(五合社長)は退任、大西健路前会長(宇都宮製作会長)と大橋幸一郎前副会長(ムツボシ社長)は相談役に就任、中川英一理事(中川ゴム会長)は退任した。

総会の後に例年開催していた「永年勤続優良従業員表彰式」も中止し、昨年同様、被表彰者41人には表彰状、記念品、粗品および大阪府と大阪市から贈られた祝辞を添えてそれぞれの会社あてに送られた。

新役員は次の通り(任期は令和3年6月3日~令和5年6月まで。敬称略)。

▽相談役=大西健路(宇都宮製作)、大橋幸一郎(ムツボシ)
▽会長=森孝格(モリテック)
▽副会長=糸井宏之(千歳商事)、加藤廣(西部ゴム)
▽会計理事=小賀野哲朗(オガノ)
▽理事=清水俊文(清水商会)、山本高裕(丸山産業)、犬伏博明(コーキマテリアル)
▽監事=大西浩太郎(宇都宮製作)、中川洋平(中川ゴム)