2021年9月15日

日本グッドイヤー
待望の商用車用タイヤ

「ベクター 4シーズンズ カーゴ」

日本グッドイヤー(金原雄次郎社長、以下、グッドイヤー)は、商用車用オールシーズンタイヤ「VECTOR 4SEASONS CARGO(ベクター フォーシーズンズ カーゴ)」を発売した。マッド(泥ねい路)の走破性は通常の夏タイヤより高く、走行中の遠心力でタイヤの溝にはまった石などを排出する優れたセルフクリーニング性能も発揮。スノーフレークマーク取得により、高速道路等の冬タイヤ規制下においても通行が可能になっている。発売サイズは80インチで195/80R15  107/105N~145/80R12  80/78Nの4サイズ、価格はオープン価格。

グッドイヤーは1977年、ラジアルタイヤのオールシーズンタイヤ「TIEMPO(ティエンポ)」を、世界に先駆けて発売。日本においては、16年に「Vector 4Seasons Hybrid(ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド)」を国産に切り替えて以降、オールシーズンタイヤの認知向上とともに拡販に努めてきた。18年には、ミニバン・SUV向けオールシーズンタイヤ「Assurance WeatherReady(アシュアランス ウェザーレディ)」を発売。そしてこの度、市場ニーズの高い、商用車用のオールシーズンタイヤ・ベクター フォーシーズンズ カーゴをラインアップに加えた。これにより、グッドイヤーのオールシーズンタイヤサイズラインアップは、ベクター フォーシーズンズ ハイブリッドの45サイズ、アシュアランス ウェザーレディの31サイズに加え、ベクター フォーシーズンズ カーゴの4サイズで、合計80サイズとなる。

ベクター フォーシーズンズ カーゴは、新技術として〝3D ブレイドサイプシステム テクノロジー〟を採用。サイプ内部に半球体状の凹凸を配置することにより、ブロックの倒れ込みを防止、ドライ・ウエットおよび冬道走行時での高い操縦安定性を提供する。ブロックの剛性が高まることによって、偏摩耗の抑制にも貢献する。

〝エコ プラス トレッドテクノロジー〟が、トレッド部の圧力分布を最適化、加えて接地路面を最大化することで、偏摩耗を抑制しながら氷上や、雪上でのパフォーマンスをアップさせるとともに、商用車に求められるロングライフ性能も向上させる。

〝エコクッションテクノロジー〟が、トレッド部とカーカス部の間に新開発の低発熱ゴムを搭載。発熱を抑えることによって転がり抵抗を低減し、燃費性能を向上させる。