バンドー化学
植野取締役が新社長に

バンドー化学は３１日開催の取締役会において、代表取締役の異動を決定し、新代表取締役社長に植野富夫取締役を選任した。なお、吉井満隆社長は代表取締役会長に就任する。就任予定日は４月１日。

同社では「現中長期経営計画における各課題にほぼ区切りがついたことから、その最終年度である２０２２年度から新たな経営トップの下で、それらを完遂するとともに、自動車産業の転換期や脱炭素化などの大きな潮流の中、次期中長期経営計画の策定を行い、さらなる発展を期するもの」と、異動の理由について述べている。

植野　富夫氏（うえの・とみお）１９６８年９月２日生まれ、５３歳、奈良県出身。天理大学外国語学部卒業後、９２年４月バンドー化学入社、０７年４月営業本部名古屋支店ＡＭＰ営業部長、１１年４月人事・総務部長、１３年４月ベルト事業本部自動車部品事業部営業部長、１５年４月自動車部品事業部副事業部長兼企画管理部長、１７年１０月Ｂａｎｄｏ　Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ（Ｔｈａｉｌａｎｄ）取締役社長、１９年４月執行役員、２０年６月監査等委員でない取締役（現任）、２１年４月常務執行役員、海外事業担当（同）、現在に至る。