2022年3月5日

日本ミシュランタイヤ
SUVユーザーに安全と快適を

「プレミアムコンフォート」
コンセプトを投入

日本ミシュランタイヤ(須藤元社長、以下、ミシュラン)は2月25日、プレミアムコンフォートタイヤ「MICHELIN PRIMACY SUV+(ミシュランプライマシー エスユーブイ プラス)」の新製品発表会をオンライン開催した。ミシュラン基準の「プレミアムコンフォート」のコンセプトをSUV向けに投入したもので、安心感をもたらすドライ&ウエット性能および快適なドライブを演出する優れた静粛性を備えており、高重心で高荷重なSUV車を支える優れた高速安定性とハンドリング性能を発揮する。5月19日より順次発売、価格はオープン価格。

発表会の冒頭、須藤社長は「タイヤはモビリティの発展とともに生まれ、ユーザーの目的やニーズに応じて大きな進化を遂げてきたが、人気が高まっているSUVにも、ユーザーの多様で新たなニーズが存在している。タイヤには、それらの異なるニーズに的確にこたえ、移動の喜びを実現する責任があると考えている。〝技術のミシュラン〟としては、真のユーザーニーズを技術で叶えていきたいと考えており、サステナビリティも踏まえながら、ミシュランタイヤの開発基準となっているすべての性能を妥協しない〝ミシュラン・トータル・パフォーマンス〟、最後まで続く性能を目指す〝パフォーマンス・メード・トゥ・ラスト〟を追求し、これからもユーザーが求める快適性や高速安定性を両立していく」と、同社の開発姿勢を強調した。

続いて、乗用車・商用車タイヤ事業部・ブランド戦略マネジャーの大河内昌紀氏が、商品概要について説明。ミシュランプライマシーSUV+は、快適性と高速安定性を両立させたプレミアムコンフォートSUVタイヤで、現代のSUVユーザーに対して、より安全で快適、一段と豊かなドライビング体験を提供するコンセプトの下で開発。プレミアムコンフォートのコンセプトをSUV向けに投入することで〝すべての性能を妥協しない〟〝最後まで続く性能を目指す〟という同社の開発理念を継承しており、ドライ路面での安定したグリップ性能、優れたウエットブレーキング性能は、日常遣いからレジャーまでさまざまなドライビングシーンで高い安全性を発揮する。優れた静粛性と高速安定性やハンドリング性能は、ドライバーの安心感につながり、同乗者との一体感がある快適な車内空間を演出する。

引き続き、研究開発部PCタイヤ新製品開発部の俵謙一郎部長が技術解説を行った。新たにシリカを多く配合した〝新設計コンパウンド〟を採用することで、転がり抵抗を犠牲にすることなく、優れたドライ&ウエットブレーキ性能を発揮。U字型の主溝である〝U字グルーブ〟と、溝底まで深く刻まれた〝フルデプスサイプ〟により、摩耗による急激な排水性能の低下を抑制。溝深さは排水性を確保するだけでなく、耐摩耗性にも寄与する。

トレッドのブロック数を増加し、最適化させた〝トレッドブロックデザイン〟により、ノイズのピークを下げて騒音エネルギーを低減。パターンノイズを従来の「ミシュランプレミアLTX」との比較で約27・9%低減させた。

サイプ内の突起により、ブロック同士が互いに支え合い、倒れ込みを抑制する〝スタビリ・グリップ・サイプ〟を採用。ブロック剛性を高めることで、高速走行時の安定性とハンドリング性能の向上に寄与する。

低燃費性能を追求し、グレーディングシステムの「A/b」を取得。ウエットブレーキング性能についてもミシュランプレミアLTXと比較して約8・2%高められており、低転がり抵抗性能と雨天時のグリップ性能を両立することで、経済性と安全性に貢献する。発売サイズは15㌅の205/70R15  96H~20㌅の265/50R20  111Ⅴ XLの28サイズ。

販売計画については、「新製品の販売目標の具体的な数字の公表は行っていないが、従来品のミシュランプレミアLTXの販売実績を大きく上回るような販売目標を社内的には立てている」(大河内マネジャー)。

なお低燃費性能を追求したグレーディングシステムの「A/b」については、2月1日現在において28サイズ中24サイズで取得が完了、残りのサイズについては申請中。