2022年10月15日

アシックスジャパン
スマートシューズ「ランウォークオルフェ」発売

心身状態スコア化
日々のパフォーマンス向上

アシックスジャパン(小林淳二社長)は、ビジネスシューズ「RUNWALK(ランウォーク)」シリーズから、足の動きをデータ化するセンシングソリューション「ORPHE TRACK(オルフェトラック)」などを開発するORPHE(本社・東京都渋谷区、代表・菊川裕也氏、以下、オルフェ)と共同で開発したスマートシューズ「RUNWALK ORPHE(ランウォークオルフェ)」を発売する。10月28日からアシックスウォーキングオンラインストア(抽選予約販売)、アシックスランウォークギンザ、アシックスランウォークディアモール大阪、アシックスウォーキング八重洲地下街、アシックスウォーキング名古屋ユニモールなどで先行予約販売を開始(最大300足。先着順、予定数量に達し次第終了)し、商品は12月中旬以降に順次届けられる。

近年、歩容(歩行パターン)と心の状態の相関関係が注目されており、ランウォークオルフェは日常生活動作の一つである歩行に着目。忙しいときも履いて歩くだけで、無意識のうちに心身の状態を可視化し、気づきを得ることができるようにした。アシックスが長年培ってきた歩行に関する知見と先進的なセンシング技術を掛け合わせたプロダクトにより、ビジネスパーソンの健康で快適なウオーキングライフをサポートしていく。

ランウォークオルフェは、日常生活の中で履いて歩くだけで心身の状態を見える化し、日々のパフォーマンス向上をサポートするビジネスシューズ。ミッドソールの内部に付属のセンサー「ORPHE CORE3・0」を取り付けることにより、歩数や歩行スピード、ストライド(歩幅)、接地角度、立脚時間などの歩容データを取得し、それらのデータとアシックススポーツ工学研究所が長年培ってきた足と歩き方に関する独自の知見を組み合わせ、心身の状態をスコア化(特許出願中)し、スマートフォンに表示する。

歩数や歩行距離などの量的情報だけでなく、歩行スピードやストライド、接地角度、立脚時間などの質的情報を組み合わせ、パーソナライズされた評価コメントがもらえるほか、頑張り過ぎて心と身体のバランスが崩れていないかなど、歩容の分析結果から客観的に自身を見直すことができる。手動計測モードにより、わずか30秒で今の歩容状態を可視化し、すぐに確認ができる点も特長。

アッパーは、品よく存在感のある光沢が特長の「ソフトガラスレザー」を用い、さまざまなスタイリングにマッチするオーセンティックなプレーントゥが採用されている。また、ハトメ(靴ひもの通し孔)部をマット仕上げにすることで、上品さをより引き立たせたデザインとしている。靴底のかかと部には衝撃緩衝機能「GEL(ゲル)」テクノロジーを搭載するなど、ランウォークシリーズの開発でこれまで培ってきたスポーツテクノロジーが多く採り入れられている。カラーはブラックのみで、サイズは24・5~27・5㌢(0・5㌢刻み)、メーカー希望小売価格は6万1600円。