コンチネンタルタイヤ・ジャパン
「ウルトラ・コンタクトUC7」
新第7世代のタイヤ1月に発売
優れた静粛性、ロングライフ
コンチネンタルタイヤ・ジャパン(ニコラオス・キリアゾプロスマネージング・ダイレクター)は、安全性を最優先に追求しながら、優れた静粛性とロングライフに重点を置いて開発したセーフティ・コンフォートタイヤ「UltraContact UC7(ウルトラ・コンタクト・ユーシーセブン)」を来年1月から順次発売する。価格はオープン価格。
タイヤに求められる性能がマーケットごとに違っている状況に着目している同社では、ウルトラ・コンタクトUC7を、第7世代のエリア戦略製品の第一弾として開発。ターゲットとなるマーケットの変化する運転習慣と進化するユーザーのニーズにこたえ、今後予測される市場からの要求を満たすアップグレードに向けて、約25人のエンジニアと材料の専門家からなるグローバルチームが、開発に9500時間以上を費やした。さまざまな条件下で実施されたテスト回数は850回以上にも上り、その走行距離は地球12周に相当する。
第7世代のエリア戦略製品では、ユーザーに次世代のドライビング・エクスペリエンスを提供する目的から、各セグメントに特有の消費者要件に焦点を当てたフラッグシップテクノロジーを開発。コンフォートセグメント向けに開発された〝Confidence+(コンフィデンス・プラス)〟テクノロジーの採用により、ウルトラ・コンタクトUC7では、ウエット性能、ハンドリング性能を大幅に向上。安全性を最優先し、優れた静粛性と快適性、ロングドライブライフに重点を置いたセーフティ・コンフォートタイヤとして、ドライバーの運転に対する自信を一段と高いレベルへと引き上げる。
ドライビング・エクスペリエンスを、より高いレベルへと引き上げるコンフィデンス+テクノロジーを構成するダイアモンド〝D.N.A.〟を採用。〝Diamond Compaund(ダイヤモンド・コンパウンド)〟は、独自のシリカとレジンを配合しており、運動エネルギーを最適なレベルで熱に変換し、濡れた路面での制動距離の短縮に寄与する。最適化されたポリマーネットワークがノイズの発生を抑制し、優れた耐摩耗性を実現。突発的な事態でも、しっかり止まるグリップ力と長期の使用に耐えるロングライフ性能は、ドライバーに大きな安心感と満足感を提供する。〝Noise Breaker3・0(ノイズ・ブレーカー3・0)〟が縦溝内を通る音波を遮断し、分解・分散させることで、ノイズが蓄積して車内に伝わる状態を抑制するだけでなく、新採用のX―フロー・アクセラレーター構造により、狭められた縦方向の溝部分に、流体の流れの断面積を狭めることによって圧力が低い部分が作り出され、流速が増加されるベンチュリ効果が発生。水の流れが加速して排水効果が高まり、優れたウエットグリップ力を発揮する。静粛性の高いタイヤとしてドライバーのストレスを低減し、より快適なドライビングを提供する。前モデルから進化した〝Advanced Aqua Channel(アドバンスド・アクア・チャネル)〟は、タイヤと路面の間の水膜を効率良く、素早く縦溝に排出。ハイドロプレーニングの発生を抑制し、濡れた滑りやすい路面で優れたグリップ力を発揮することによって、ウエット・ブレーキング性能と安全性の向上に大きく貢献する。
発売サイズは16㌅の195/50R16 88V XL~18㌅の245/50R18 100Yの24サイズで今後も拡大予定。