三ツ星ベルト
関係会社事業譲受

三ツ星ベルト（池田浩社長）は、同社関係会社で防水材の販売・施工を行うネオ・ルーフィングが今月２１日をもって、土木防水事業・建築防水工事事業・不動産事業を展開する日本水研（本社・大阪市淀川区、渡部孝康代表取締役）より土木防水工事に関する事業を譲受することとなったことを発表した。

同社では事業譲受の理由について「ネオ・ルーフィングが譲受する土木防水工事に関する事業は、当社が未着手の事業分野に進出する契機となり、インフラ市場へのさらなる拡販が見込めると判断した。社会インフラの整備、補修工事などの需要は今後も増加するものと思われる。当社グループが培ってきた防水・遮水シートにおける製品および敷設工法の開発技術と、日本水研が有する土木防水工事の豊富な施工実績による相乗効果が期待できる」と述べている。

同社グループでは、今後も持続的成長が可能となる新たな成長分野への投資を推進し、２０３０年度の〝ありたい姿〟の実現に向けた体制の強化を図っていく。

なお、同件による２３年３月期連結業績への影響は、軽微であるとしている。