2023年10月20日

トクヤマ
化成品事業を強化

抜本的に営業体制見直す

トクヤマ(横田浩社長)は、来年4月1日に予定している新第一塩ビの吸収合併に伴い、同日付で化成品営業統括室を発足させ、傘下に化成品営業部と塩ビ営業部を設置することで一体運営を図る。

併せて、化成品の営業体制を抜本的に見直し、完全子会社であるトクヤマソーダ販売(本社・東京都中央区、田中尚徳社長、以下、TST)の営業機能および取り扱い製品を一層強化する。TSTでは、従来のソーダ灰、塩化カルシウム、固体苛性ソーダに加え、トクヤマの化成品営業部で取り扱っているクロルアルカリ製品などすべての営業機能を移管する。加えて、完全子会社であるサン・アロー化成(本社・山口県周南市、安澤保人社長)が製造する塩ビコンパウンドの営業も担う。

これら営業体制の見直しにより、ソーダ塩カル、クロルアルカリ、塩ビ事業の一体運営をより強固なものとして、トクヤマグループにおける化成品事業の一元化を図り、顧客サービスの更なる向上を目指して営業活動を展開していく。