2023年11月10日

令和5年秋の叙勲・褒章
日本触媒

元社長池田全德氏
製造業発展で旭日中綬章

日本触媒の池田全德元社長は、令和5年秋の叙勲において「旭日中綬章」を受章した。

旭日章は、明治8年に日本で最初の勲章として制定されたもので、今回の受章は社業を通じた製造産業の発展に寄与したことに対する、長年の功績が評価された。

【池田元社長のコメント】
この度は叙勲の栄に浴し、身に余る光栄と存じております。ひとえに取引先の皆様、化学業界や経済界をはじめとする関係各方面の皆様のお力添えの賜物であり、衷心より厚く御礼申し上げます。この受章は、創業以来化学製品の製造と技術革新に挑み続け、日本の戦後復興と経済発展を支えてこられた先輩方、同輩、その技術と精神を受け継ぐ現役世代の皆様を代表して頂戴したものと受け止めています。経営の一線は退きましたが、この受章を励みとし、今後少しでも社会に恩返しできるよう、精進して参りたく存じます。

池田元社長は、1953年1月22日生まれの70歳。76年4月に日本触媒化学工業(現日本触媒)入社、09年6月代表取締役専務取締役、10年6月代表取締役副社長、11年4月代表取締役社長、17年4月代表取締役会長、18年6月相談役、23年6月に退任した。