バルカー
滝澤利治専務執行役員　社長ＣＯＯに昇格

バルカーは瀧澤利治専務執行役員、特命事項担当が代表取締役社長ＣＯＯ（最高執行責任者）に昇格する人事を発表した。本坊吉博社長は取締役副会長に就任する。同人事は６月２０日に開催予定の定時株主総会および取締役会での選定をもって正式に決定する。

今回の社長交代について同社は「創業１００周年に向けた新中期経営計画の開始を節目として今後の事業展開および変化する事業環境に対応し、持続的な成長とさらなる企業価値向上を目指すため、指名報酬諮問委員会の答申を受け経営体制の世代交代を決定した」と、理由を説明している。

瀧澤　利治氏（たきさわ・としはる）１９８８年１月２９日生まれ、３６歳。１０年３月慶應義塾大学法学部卒業、１３年１２月ニューヨーク大学大学院卒業、１４年１月日本バルカー工業（現バルカー）入社、同年４月三井物産へ出向、１８年１２月同社出向を解く、１９年１月海外統括本部副本部長、同年４月執行役員、海外統括本部副本部長、中国事業統括、２０年４月常務執行役員、高機能樹脂本部長、２２年４月常務執行役員、Ｈ＆Ｓ営業本部長、同年１０月常務執行役員、Ｈ＆Ｓ事業本部長、２３年４月専務執行役員、Ｈ＆Ｓ事業本部長（現任）、現在に至る。