2024年3月20日

ニッタ
「バイオマスナイロンチューブ」

植物由来のナイロン主原料

ニッタ(石切山靖順社長)は、植物由来のナイロンを主原料とした「バイオマスナイロンチューブ」の販売を3月1日から開始した。

近年、顧客のカーボンニュートラル意識の向上に伴い、バイオマス製品への需要も増加している。同社でもサステナブルな社会の実現に向けてさまざまな取り組みを行う中、今回、環境配慮型製品として植物由来のナイロンを主原料としたバイオマスナイロンチューブを開発し、販売を開始した。

バイオマスナイロンチューブの植物由来割合は約80%(ASTM D6866=放射性炭素分析の手法を用いてバイオベース濃度を測定する標準規格に基づく計算値)、約70%(日本有機資源協会に基づく計算値=認定製品に含まれるバイオマスの割合)。

また植物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質および安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品として日本有機資源協会からバイオマスマーク商品の認定を受けている。

ニッタでは、製品が使用される際のエネルギー消費を考慮した軽量化や長寿命化等の製品設計等により、地球温暖化防止、環境保護、二酸化炭素排出削減に資する省エネ貢献製品の拡充に努め、長期的な観点で環境に配慮する企業活動を積極的に行っている。