【総会】建築ガスケット工業会
新たな事業を計画
建築ガスケット工業会(二瓶修和会長)は5月17日、東京都台東区の上野精養軒浅草店で「令和6年度通常総会」を開催した。
総会には正会員13社22名が出席。議案審議では「令和5年度事業報告」「同決算報告」「令和6年度事業計画案」「同予算案」などの議案が審議され、いずれも原案通り可決された。令和6年度の事業計画としては、JIS5756建築ガスケット、JIS5760建築ガスケットの改訂見直しの最終仕上げや、日本規格協会および経済産業省の確認を経て冊子の発行を新規事業として盛り込んだほか、工場見学会は千葉県印西市の竹中工務店技術研究所ならびに東京都江東区の清水建設技術研究所を訪問、また技術セミナーの開催も予定している。
総会終了後には懇親会も開かれ、正会員・賛助会員総勢50名が出席した。冒頭あいさつに立った二瓶会長は「昨年から新型コロナが5類へと移行して平常を取り戻しつつあるものの、急激な円安が経済活動に大きな影響を及ぼしている。このような局面でこそ業界にかかわる意見交換や情報収集が大切であり、この懇親会をそのような場として活用して頂きたい」と参加者の活発な交流に期待した。
二瓶会長のあいさつの後、4月から新たに入会したTPRノブカワの野田明志社長が紹介され、野田社長は「当社は会員の皆さんに、ゴム精練製品などの材料供給を行っており、工業会とのつながりも深いことから入会させて頂くことになった。コンパウンドなどについて何かご要望があればぜひ相談してほしい」とあいさつした。
引き続き、乾杯の発声は米屋慎一副会長が行い、同副会長の威勢の良い発声で参加者はグラスを高く掲げた。