2021年4月15日

東拓工業
新社長に太田九州夫氏

豊田前社長は会長に就任

藻の一種であるミドリムシ(学名・ユーグレナ)を主に活用し食品や化粧品の販売、バイオ燃料の研究等を行っているバイオテクノロジー企業のユーグレナ(本社・東京都港区、出雲充社長)、セイコーエプソン(本社・長野県諏訪市、小川恭範社長、以下、エプソン)、日本電気(本社・東京都港区、新野隆社長兼CEO、以下、NEC)の3社は、東京大学の岩田忠久教授と共同で、微細藻類ユーグレナ(以下、ユーグレナ)の貯蔵多糖であるパラミロンを使ったバイオマスプラスチックの一つである「パラレジン」の技術開発、普及推進を目的とする「パラレジンジャパンコンソーシアム」を設立した。パラレジンはユーグレナの特有成分であるパラミロンと、樹脂(レジン)を組み合わせた造語。接頭語として「para―」が持つ「似た」という意味から、これまでの石油系樹脂と似ている(がバイオマス由来の)樹脂という意味も込められている。