ブリヂストン
2030年見据えた企業コミットメント発表
持続可能な社会へ
Eで始まる8つの価値創出
ブリヂストン(石橋秀一CEO)は、創立91周年となる今月1日に、2030年を見据えた企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment(ブリヂストン イーエイト コミットメント)」を発表した。”E”で始まる言葉で表現したブリヂストンらしい8つの価値である①Energy=エネルギー②Ecology(エコロジー=環境)③Efficiency(エフィシエンシィ=効率)④Extension(エクステンション=拡大)⑤Economy(エコノミー=経済)⑥Emotion(エモーション=感動)⑦Ease(イーズ=簡易)⑧Empowerment(エンパワーメント=自信)を、同社らしい目的と手段によって、従業員・社会・パートナー・顧客とともに創出し、持続可能な社会を支えるコミットを行う。
同社では、今回発表したブリヂストンE8コミットメントを未来からの信任を得ながら経営を進める軸として、ビジョンとしている「2050年サステナブルなソリューションカンパニーとして、持続的に社会価値・顧客価値を提供している会社へ」の実現に向けて変革を加速していく。
ブリヂストンE8コミットメントの8つの価値が担うそれぞれのコミットは次の通り。
▽エネルギー=カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支える
▽エコロジー=持続可能なタイヤとソリューションの普及を通じ、より良い地球環境を将来世代に引き継ぐ
▽エフィシエンシィ=モビリティを支え、オペレーションの生産性を最大化する
▽エクステンション=人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていく
▽エコノミー=モビリティとオペレーションの経済価値を最大化する
▽エモーション=心動かすモビリティ体験を支える
▽イーズ=より安心で心地よいモビリティライフを支える
▽エンパワーメント=すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくりを行う
ブリヂストングループは31年の創業以来、〝最高の品質で社会に貢献〟を不変の使命として、変わりゆく社会のニーズに対応、一人ひとりの安心・安全な移動や暮らしを支え続けるために事業を拡大・進化させてきた。88年のファイアストン社買収を契機とした〝第二の創業〟に続き、20年を〝第三の創業〟Bridgestone3・0の初年度とし、ビジョンの実現に向けて、取り組みを進めている。20年から2年間のコーポレートトランスフォーメーション(CX)を経て築いた、変化に対応できる〝強い〟ブリヂストンを基盤に、変革をさらに加速させるためにも、未来からの信任を得ながら経営を進める軸としてブリヂストンE8コミットメントを策定した。
ブリヂストンE8コミットメントを発表するにあたって、同社の石橋CEOは「ブリヂストングループ創立100周年である31年を、ビジョンに掲げたサステナブルなソリューションカンパニーとして迎えるために、本日、ブリヂストンE8コミットメントを新たに企業コミットメントとして制定した。変革の加速を伝えるとともに、変革へ向けたブリヂストンらしい8つの進むべき方向性を示すベクトルとして位置付けている。これに沿って、経営戦略の強化とコーポレートカルチャーの変革に取り組みながら、グローバル13万人の従業員とともにジャーニー(歩み)を進めていく。このジャーニーには、社会価値と顧客価値の両立や、サステナビリティの推進と企業成長の両立など、さまざまな矛盾や困難が待ち受けていると思うが、悩みながらもブリヂストングループは前進していく。
また、ブリヂストンE8コミットメントは、ブリヂストングループのみで実現できるものではなく、社会・パートナー・お客様といった多くのステークホルダーの皆様に共感頂き、ともに価値を創出していくことで持続可能な社会を実現し、支えることができると考えている。
未来からの預かり物であるこの地球のために、ブリヂストングループは8つの価値を従業員・社会・パートナー・お客様とともに創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていく」と、思いを込めて力強く述べている。