2022年9月5日

TOYO TIRE
オープンカントリー785復刻

レトロ&モダンな新しいデザイン

TOYO TIRE(清水隆史社長)は、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY(オープンカントリー)」が来年40周年を迎えることを記念し、「OPEN COUNTRY785(オープンカントリー ナナハチゴ)」を10月から国内市場で復刻発売する。発売サイズは205R16  110/108Nの1サイズのみで、メーカー希望小売価格は2万9480円。

オープンカントリーシリーズは、同社で最も長い歴史を持つタイヤブランド。1983年、オンロードとオフロードの走行性能を向上させた商品として〝心の垣根をとき放ち、自由な大地に飛び出していく〟スピリットをイメージしてオープンカントリーと名付けられ、日本で誕生した。その後、ピックアップトラックやSUVが抜きんでて普及している北米市場で人気を博し、さらに世界でも過酷なオフロードレースと言われている「ダカールラリー」や「BAJA1000」などの国際レースに参戦、その経験によって得られた知見を技術にフィードバックすることで性能に反映。国内市場では16年に展開を再開して以来、ユーザーニーズに合わせて商品ラインアップとサイズの充実を図っている。

今回発売されるオープンカントリー785は、83年5月末から同時発売されたオープンカントリーブランドの「オープンカントリー784」「同785」「同786」「同W―11」」の4商品のうちの1商品で、23年に発売から40周年を迎えることに先立ち復刻発売を行う。

トレッドパターンは当時のデザインをそのまま再現。オフロード性能に寄与する「ジグザググルーブ&オープンショルダーラグ」、3ピッチバリアブルの採用で舗装路面でのパターンノイズを抑制する「バリアブルピッチ」、ブロックの周方向にブリッジを設置してブロック剛性を高め、優れた操縦安定性に寄与する「周方向ブリッジバー」により、アウトドアなどのアクティブなシーンにおける舗装されていない凹凸路面や、泥ねい路面でも走行可能なトラクション性能を有している。

タイヤのサイド部は、レトロデザインとモダンデザインの両面のデザインから、ユーザーの好みや車種に合わせて外観を自由に選択できるデュアルサイドデザインを採用。レトロデザインは、ロゴのデザインも当時のままでレトロ感が演出されている。モダンデザインは、ブランド名と商品名を特別色のアイボリーホワイトカラーで立体的に表現し、さらに、バットレス部にトレッドパターンを表現したデザインがあしらわれている。