2019年12月5日

日本ベルト工業会
ゴム、樹脂ベルト生産状況10月ともに2ケタ減

日本ベルト工業会がまとめた2019年10月のゴムベルト生産実績の生産は前年同月比19%減の2033㌧。内訳は内需が同17%減の1525㌧、輸出が同24%減の507㌧と輸出の伸び悩みが続いている。

 種類別では、コンベヤベルトが同22%減の1126㌧、歯付ベルトが同1%減の174㌧、V・ファンベルトは同19%減の643㌧、その他ベルトは同3%増の89㌧とその他ベルトのみ増加した。

 一方の樹脂ベルトの10月の生産は、合計で同16%減の10万4077㎡。内訳は、PVCが同40%減の1万4024㎡、ポリウレタンは同21%減の7万1649㎡、その他は同93%増の1万8404㎡と、その他以外は前年実績を下回った。

 内需の出荷金額は同2%減の11億5659万1000円。

 1~10月の累計ではゴムベルトの生産の合計が前年同期比6%減の2万903㌧。コンベヤベルトは同7%減の1万1627㌧、歯付ベルトは同2%減の1545㌧、V・ファンベルトは同5%減の6922㌧、その他ベルトは同2%減の808㌧と低調に推移している。
 樹脂ベルトの生産の累計は同5%増の103万2285㎡と堅調。PVCが同6%増の17万6165㎡、ポリウレタンは同3%増の71万4287㎡、その他は同15%増の14万1833㎡。

 内需の出荷金額は同2%減の104億8928万5000円。