2020年12月20日

ブリヂストンタイヤソリューションジャパン
「タイヤマティクス」国内で本格提供

トラック・バス事業者向け
車両稼働を最大化

BRTプレリリース

ブリヂストンのグループ会社であるブリヂストンタイヤソリューションジャパン(久米伸吾社長)は、12月7日から日本国内のトラック・バス事業者向けにタイヤの内圧を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「Tirematics(タイヤマティクス)」を活用したデジタルソリューションサービスの提供を開始した。

タイヤマティクスは、クラウドを通じてトラック・バス事業者の運行管理者等とタイヤの内圧情報を共有するモニタリングツールで、あらかじめホイールにセットされた専用の内圧警報装置(タイヤプレッシャーモニタリングシステム)が、内圧情報を定期的に計測し、異常があれば運行管理者等へアラートメールを届ける仕組み。これにより、タイヤ起因のトラブルの未然防止を図り、車両稼働の最大化につなげるとともに、トラック・バス事業者のタイヤメンテナンスに関する整備の軽労働化や経済性向上にも貢献することによって、顧客価値を提供する。また、安全で効率的なモビリティインフラを支えるとともに、タイヤを適正に使用することによって、資源生産性や資源循環の向上ならびにCO2排出量の削減などの社会価値の創造にもつながる。

タイヤマティクスは、同社が過年度から欧州やアジア大洋州地域などのトラック・バス事業者に展開を行っているデジタルを活用したツールで、「タイヤセントリックソリューション」を実現し、社会価値と顧客価値を両立するもの。

タイヤ情報を管理するデジタルプラットフォーム「Toolboⅹ」と連動して運用することで、顧客のタイヤデータを一元管理し、タイヤライフサイクル全体におけるタイヤ情報の管理・分析も可能となり、実用的であるとともに費用対効果の高い運送ソリューションとして、トラック・バス事業者への提供価値向上を実現できると考えている。

タイヤマティクスを展開する、ブリヂストンタイヤソリューションジャパンでは、「コア事業」である卸販売事業で「断トツのブランド力・商品・サービスネットワーク」を生かした収益性・効率性の向上を実現しつながら、「成長事業」であるソリューション事業では、同社独自のプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」の展開を加速、新たな価値共創パートナーとともに最終顧客に直接つながるサステナブルなソリューション事業を創造していくとしている。