2020年2月15日

ゴム技術フォーラム
第33回公開フォーラム

3月26日に開催

ゴム技術フォーラム主催の「第33回公開フォーラム」が、3月26日午前10時~午後4時50分まで、東京都港区の東京電業会館地下大ホールで開催される。

今回のテーマは「特殊ゴム・エラストマーの未来展開」。ゴム技術フォーラムで特殊ゴム・エラストマー(以後、特殊ゴム)の調査が行われたのは平成4年のことであり、また、特殊ゴムについての成書は、昭和の終わりごろ相次いで刊行された合成ゴム加工技術全書12巻や平成4年発行になるゴム工業便覧(第4版)以降、網羅的にまとめられたものはなく、また総説もほとんど見当たらない。一方、環境問題を背景にゴムの最大需要先である自動車も大きく変わろうとしている時期でもあり、同フォーラムでは特殊ゴム・エラストマーの未来展開調査委員会(竹村泰彦調査委員長=日本ゴム協会名誉会員)を新しく発足させて調査研究を開始した。

今回その最初の調査報告とともに、わが国の化学産業のあるべき姿と未来の自動車に関する東京理科大学大学院経営学研究科教授の橘川武郎氏、トヨタ自動車先進技術開発カンパニー第1材料技術部長の永井隆之氏の二人の権威の基調講演を交えて、フォーラムを開催する。

プログラムは次の通り。
▽基調講演⑴「我国の産業の現状とあるべき姿」東京理科大学大学院経営学研究科教授(東京大学・一橋大学名誉教授)橘川武郎氏▽基調講演⑵「将来モビリティとゴムをはじめとする高分子材料への期待」トヨタ自動車先進技術開発カンパニー第1材料技術部長・永井隆之氏▽「特殊ゴム・エラストマーの未来展開」調査委員会報告=総合報告、調査委員会委員長・竹村泰彦氏▽各論報告

参加費は、ゴム技術フォーラム会員4000円、会員外8000円。
問い合わせは、同協会内ゴム技術フォーラム(横浜ゴム辻拓衛氏FAX0463・35・9824、Eメールyasuhiko_takemura@friend.ocn.ne.jpまたはgomugijutsu.forum@gmail.com)まで。