2021年2月15日

東部工業用ゴム製品卸商業組合
今年の組合綱領決定

前田淳社長(東京ベルト)考案

東部工業用ゴム製品卸商業組合(山上茂久理事長)は1月19日に理事会を開催。その中で令和3年の組合綱領が発表され、東京ベルトの前田淳社長(写真)が考案した「困難を乗り越え 知恵と勇気で力強く成長しよう」が60点の応募の中から決定した。

前田社長は「例年であれば新年会の舞台で発表頂き、その場で御礼を申し上げるところですが、目下のコロナ禍で新年会も中止になってしまいました。

2021年は年初から緊急事態宣言となり、過去最高の感染者数、医療崩壊、強毒性の変異株の流入と、厳しい状況が続いています。市況悪化だけでなく、従来のビジネススタイルを貫けない、という二重苦が今回の厳しさの要因です。このような『困難』は過去に例をみないものだと思います。

しかし今回は勇気をもって前に進むしかないようです。コロナの長期化とビジネス潮流の大きな変化には抗えないからです。企業に蓄積された知恵と経営陣の勇気ある判断で、きっとこの困難は乗り切れます」と綱領同様、前向きな姿勢をコメントににじませた。