2021年3月5日

三洋化成工業
社長の交代を決議

樋口章憲副社長が就任

三洋化成工業は2月26日開催の取締役会で、新代表取締役社長に樋口章憲副社長を内定した。なお、安藤孝夫社長は代表権を持たない会長に就任する。就任は6月開催予定の定時株主総会およびその後の取締役会の決議で決定する。

今回の社長交代の理由として同社は「現代表取締役社長の安藤孝夫は、2011年の代表取締役社長就任以来『グローバルに、ユニークな優良企業グループ』を目指し、業績の向上を図るとともに、従業員一人ひとりが自分らしさを大切にしながら誇りと働きがいを感じることができるよう、多様な価値観を尊重する職場環境づくりを進めてきた。新たな経営体制の下で、これまで築いてきた安定的な収益体制と企業風土を進化させ、企業価値のさらなる向上を目指すもの」と述べている。

樋口 章憲氏(ひぐち・あきのり)1959年11月7日生まれ、61歳、三重県出身。東京理科大学大学院工学研究科卒業。84年4月三洋化成工業入社、同年10月サンノプコ出向、05年10月同社第1営業部長、12年6月同社代表取締役社長、14年6月三洋化成工業執行役員、15年6月常務執行役員、石油・環境本部長、16年6月取締役兼常務執行役員、営業第二部門担当、18年6月取締役兼専務執行役員、経営企画担当兼営業第二部門担当、19年5月取締役兼専務執行役員、経営戦略部門担当兼生産部門担当、20年4月取締役兼専務執行役員、経営戦略部門担当、同年6月代表取締役兼執行役員副社長、経営戦略部門担当、現在に至る。