2021年4月5日

広島化成
社長交代で新体制

宮地幹治氏が新たに就任

広島化成は、3月31日開催の定時株主総会および取締役会において、新代表取締役社長に宮地幹治取締役管理本部長を4月1日付けで選任した。前社長の西浩一氏は監査役に就任し、代表取締役会長は、引き続き宮地治夫氏が務める。

同社は、広島県福山市松浜町において1947年に創業、70年以上にわたって顧客や取引先、地域から愛され親しまれてきた。しかしながら昨年は、世界的に感染症との闘いに明け暮れた試練の一年となり、同社も例外なく厳しい対応に直面。今回、同社では77期を迎え、今後のウィズコロナの時代にあたり、持続的に発展する経営を進めていくためにも新しい時代に臨んでいく舵取りを行うことになった。

宮地新社長は、05年の入社以来、化成品事業、シューズ事業、子会社の立ち上げなどを経験し、7年前より取締役管理本部長を担当。同社が紡いできた歴史や理念を十分体得した上で、社長としての責務を果たす。一方で、長年にわたって重責を担ってきた西前社長は経営から退き、今後は監査役としてコーポレートガバナンスの推進に努める。

宮地 幹治氏(みやち・かんじ)1978年10月29日生まれ、42歳。広島県福山市出身。広島大学経済学部卒業後、05年7月広島化成に入社。化成品事業部・シューズ事業部・子会社出向を経て14年4月より取締役管理本部長、21年4月1日代表取締役社長就任、現在に至る。