クラレ
7月に東京本社を移転
オフィス環境を一新
新しい働き方を導入
クラレ(川原仁社長)は東京本社を移転し、7月20日から新オフィスにおいて業務を開始する。新オフィスは、JR東京駅日本橋口至近に生まれるTOKYO TORCH街区の一角に位置する常盤橋タワーで、地下鉄5路線が集約した大手町駅接続という都内屈指の交通利便性を備える立地に位置する。
昨今急速にリモートワークが普及し、オフィスの在り方が変化する中、同社はオフィスの意味と役割を再考。オフィスとは社員がリアルに集う場であり、対面での意見交換による相互理解や創造性、生産性の向上、また企業文化の継承にも有用で貴重な場ととらえ、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング=時間と場所を自由に選択できる働き方)の概念の導入とオフィス環境を一新することとした。
新オフィスには、柔軟な働き方に適した部署ごとのフリーアドレスの導入、社員自らが仕事内容に応じて働く環境を選択できる11のワークスペース(コラボレーションエリア、高集中エリア、遮音ブース等)を創出。移転を持続的な成長の原動力とすべく、多様なワークスペースの活用によって社員一人ひとりの生産性、効率性や創造性を高めるとともに、新しい生活様式として求められている過密を避けたソーシャルディスタンスを保つことが可能な設計となっている。また、執務フロアは共用スペースが多く設けられた見通しの良いデザインとなっており、部署間の連携や社員同士のコミュニケーションの活発化を図る。加えて、新オフィスはBCP(事業継続計画)対応に優れており、先進の制震設計の採用によって働く社員の高い安全性を確保する。
【移転先の概要】
▽〒100―0004 東京都千代田区大手町2―6―4 常盤橋タワー
▽電話=03・6701・1000(代表)