スピングルカンパニー
「スピングルムーブ」デビュー20周年
記念企画スニーカー発売
新アレンジで再構築
スピングルカンパニー(本社・広島県府中市、内田貴久社長)は、デビューから今年20周年を迎えた「SPINGLE MOVE(スピングルムーヴ)」ブランドにおいて、過去の人気モデルを厳選し、新たなアレンジで再構築した復刻スニーカー「SPM―1001」「同1002」の2モデルを20周年記念企画として市場投入した。2モデルで2200足の販売を計画している。
SPM―1001は2008年SSシーズンに発表された「SPM―221」をミッドカットからローカットに変更し、アッパーのメーン素材を牛革からカンガルー革に変更して再構築されたドライビングシューズ。手作業ならではのきめ細かい作業でスエードに直接糊を塗り、ソールのゴムを巻き上げながらアッパーに接着することでドライビングシューズに求められる高い屈曲性や底の薄さ、外甲側の強化を実現している。インソールは素足で履くことも考慮されており、防臭・抗菌・防カビ機能と吸汗性・速乾性にも優れた〝クールマキシム〟、ライニングには自衛隊や先進国の軍用靴などに採用されている通気性・速乾性・吸汗性・耐摩耗性素材〝キャンブレル〟が採用されている。カラーはブラック、ホワイト、グレー。サイズはXS~LL(ユニセックス)の全6サイズ展開。メーカー希望小売価格は2万900円。
SPM―1002はブランドがスタートして間もない03年SSシーズンに発表された「SPM―501」を、今現在定番としてアッパーに使用しているカンガルー革、牛スムース、牛ベロアの異なる3種類の革で再構築することによってモダンな印象に仕上げられている。アッパーが内羽根のデザインで若干タイトなフィッティングのため、脱着のしやすさを考慮して伸縮性のあるゴムのシューレースが使用されている。カラーはブラック、アイボリー、グレーの3色で、アイボリーにはフォクシングテープにコーポレートカラーのオレンジとグリーンラインを配することで、ブランドの20周年を連想させるアニバーサリーカラーとなっている。サイズはXS~XL(ユニセックス)の全7サイズ展開。メーカー希望小売価格は2万2000円。
20周年記念モデル購入者特典として、今回発売の2モデルは広島県府中市の本社工場にあるバルカナイズ製法の釜をプリントした専用スペシャルボックスに入っている。さらに、20周年記念ロゴをプリントしたインソールをはじめ、2022SSシーズンテーマ「リゾート」になぞらえ、リゾート地へ旅立つ空港の手荷物検査のX線画像をイメージしたプリントの特製シューズバッグや、特製の本革製ルームシューズがついている。
なお同社では22年を記念すべき節目の年とし、今回の2モデルを皮切りに、20周年記念企画のスニーカーを順次発売していく予定。