TOYO TIRE
「プロクセスTR1」発売
アグレッシブ&機能性デザイン
TOYO TIRE(清水隆史社長)は、グローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES(プロクセス)」シリーズにおいて「PROXES TR1(プロクセス・ティーアールワン)」を5月1日から国内市場で順次発売している。
最近の国内自動車市場における販売車種の動向としては、スポーツカーへの注目度が再浮上。自動車メーカー各社からモデルチェンジした車種が新たに発売されており、国産のライトウェイトタイプや輸入車のハッチバックタイプなど、根強い人気が見られる。今年1月に開催された「TOKYO AUTO SALON2022」の来場者アンケートでは、現在所有するクルマや一番欲しいクルマとしてスポーツカーがランクインしており、クルマのカスタマイズ愛好家からの関心の高さもうかがえる。
プロクセスTR1は、ドライバーの要求にこたえる確かなハンドリング性能と独創的なデザインを兼ね備えたスポーティータイヤで、街乗りやワインディングの多い道路などでのスポーティーな走行における魅力を提供。ドレスアップやカスタムを楽しみたいユーザーにも適したタイヤとなっており、大きく大胆なグルーブを採用したトレッドはパターンが排水性を高め、独自のデザインが圧倒的な存在感を放っている。
製品の開発にあたっては、同社の材料設計基盤技術〝Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)〟を用いたフルシリカ配合の先進的なゴムコンパウンド技術を採用。タイヤ設計基盤技術〝T―MODE(ティーモード)〟を活用するとともに、構造の最適化が図られている。この結果、ウエットハンドリング性能と操縦安定性が同社従来品である「PROXES T1R」との比較で向上。スタイリッシュでアグレッシブな非対称デザインのトレッドパターンを採用することで、デザイン性も重視した設計が施されている。パターン設計においては、アグレッシブで機能的なデザインを採用。イン側では、〝ロングスラントグルーブ〟ならびに〝オープンスリット〟が排水性を確保し、ウエット性能を向上させている。アウト側では、〝ワイドグルーブ〟が排水性を確保し、〝高剛性リブ&テーパースリット〟がコーナーにおけるグリップ性と安定性を発揮することで、ドライ&ウエット性能を向上させている。〝ウェアプロセスファインダー〟によって摩耗の進行状況の視覚化が図られた。
構造設計では、〝スパイラルキャッププライ〟がウエット&ドライ性能を高め、操縦安定性を向上、〝高剛性ビードフィラー〟が応答性と耐久性に寄与し、〝高張力スチールベルト〟が操縦安定性を向上させている。
発売サイズは14㌅の225/40R14 82Ⅴ~18㌅の225/40R18 92Y XLの全15サイズで、価格はオープン価格。