2022年6月25日

ピレリジャパン
創立150周年記念祝う

日本向け新スタッドレスタイヤ発表

ピレリジャパン(フィリッポ・シブラリオ社長)は6月10日、東京都港区の駐日イタリア大使館において、ピレリ創立150周年記念を祝うとともに、安全性と快適性能を併せ持ち、日本の冬に向けて開発された新スタッドレスタイヤ「ICE ZERO ASIMMETRICO(アイス・ゼロ・アシンメトリコ)」を発表した。新製品はコンパクトカー、中・大型セダン、ミニバン、SUVに向けてドライビングの正確性および危険を伴う氷雪路面における安全性を確保。15~20㌅までの合計44サイズがラインアップされ、7月より順次発売される。価格はオープン価格。

日本の駐日イタリア大使館の祝典であいさつに立ったシブラリオ社長は「日本においては40年以上にわたって事業を展開しているが、品質面への要求度が非常に高い市場であり、優れた技術で競争力を発揮するピレリにとって、日本市場は非常に重要な市場としての位置付けにある。世界のプレミアムカーが数多く走っており、ピレリとしては成長の余地がまだまだ残されていると考えているが、日本車へのこだわりも高まっており、そのトレンドへの追随も重要な事業戦略となっている。本日は、日本の冬特有の厳しい条件の下、最新技術を駆使することによって要求性能にこたえる新しいウインタータイヤを披露する」と150年にわたって培ってきた技術による、タイヤメーカーの存在感を投影する象徴的な商品であることを印象付けた。

アイス・ゼロ・アシンメトリコは、日本の非常に厳しい冬のニーズに対応する目的をもって開発。冬季における安全で快適なドライブに向け、降雪地域におけるコンパクトからミニバン、SUVまでの幅広い車のドライバー向けに設計された。都市部に住みながら、ウインタースポーツを楽しむために降雪地域へドライブするユーザーにとっても、自宅と目的地の間で安全で快適な移動も提供する。性能面では最新の技術を投入し、氷雪路面における高いブレーキング性能および凍った路面での優れたトラクション性能を実現。雪上での優れたハンドリング性能に加え、ドライ路面における快適な乗り心地と高いレベルの静粛性も確保している。

新しいトレッド、サイプ、コンパウンドの採用により、従来品よりさらに日本の冬の環境に適合するよう、氷雪上性能を向上。従来の3Dサイプをさらに進化させ、トレッドブロックの剛性を向上させた新3Dサイプと、通常の2Dサイプを組み合わせたハイブリッドトレッドブロックの採用により、優れたアイスブレーキ性能を発揮する。スクエアブロックとダブルサイド・トゥ・サイドグルーブを採用した革新的でユニークなトレッドパターンは、氷雪路やウエット路面など、幅広い路面状況に対応。革新的な可塑剤コンセプトを用いた新しいコンパウンドの採用によって雪、氷、ウエットといった冬のあらゆるコンディションにおけるグリップ力を向上させている。

ロングステイポリマーを採用したデュラブル・ソフト・コンパウンドは、経年劣化を抑え、パフォーマンスを一段と長期間にわたって発揮。より低温時でも作用し、気温が低く過酷な条件の冬の朝晩においても瞬時に安全性を発揮する。

発表会場にはピレリのタイヤを装着した数々の名車が展示されたほか、「ピレリ:情熱と革新の150年」と銘打った写真展示も実施。このようなピレリ創立150周年を記念するイベントは世界各国でさまざまな形で開催されており、記念日である今年の1月28日には世界4カ国をつないだカウントダウンが行われた。それを皮切りにフォーミュラ1をはじめとするモータースポーツのスポンサーシップにおけるシーンや、文化イベントなどで記念の活動が行われている。