2022年7月20日

タイガースポリマー
「BM(バイオマス)シリーズ」開発

原材料の一部に生物由来の資源

タイガースポリマー(澤田宏治社長)は、近年の環境意識の高まりを受け、資源の節約とCO2排出削減を目指し、原材料の一部に生物由来の資源(バイオマス)を使用した「BM(バイオマス)シリーズ」を開発した。生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質および安全性が関連する法規、基準、規格などに適合している環境商品の目印であるバイオマスマークを取得している。

BMシリーズは、原材料の一部に生物由来の素材を使用しており、石油資源の使用量を削減。バイオマスである植物資源は、植物が育つ際のCO2吸収によって製品ライフサイクル全体でCO2を削減する。

BMシリーズとして新たに開発された「タイダクトホースGL―BM型」は、軟質PVCの部分に生物由来成分を使用しており、製品重量に占めるバイオマス材料の割合を示すバイオマス度は10%。用途は空調送風用や一般機械類の送風用などで、使用可能温度範囲はマイナス10度~プラス50度。

BMシリーズとして新たにラインアップされた「メディルチューブⅤ580C―BM」は、バイオマスとして生物由来の素材を一部使用しており、バイオマス度は45%。軟質塩ビで構成されており、「メディルチューブV580C」と同等の物性を備えており、透明性も高い。用途としては、理化学機器などといった薬液搬送配管などに適している。

寸法については別表の通り。