2022年10月25日

ムーンスター
新プロダクトライン「インユース」

日常に溶け込む、黒衣のような靴

ムーンスター(井田祥一社長)は、新プロダクトライン「In Use(インユース)」を10月20日から発売した。第一弾は11型のラインアップ。MOONSTAR ONLINE STOREと、11月13日まで東京都目黒区のMOONSTAR Jiyugaokaで開催されているPOP UPイベントで販売されている。

来年10月で創業150年を迎える同社は、子どもから大人まで日本人の暮らしと足を見つめ、〝履きよい靴〟について考えてきた。インユースは長い年月をかけて培った、使う人のための工夫が詰まった普段靴。これまでさまざまな年齢や用途に合わせて展開していたブランドを代表する機能を盛り込み、舞台の上で役者を助ける黒衣(くろご)のように日常に溶け込みながら、履く人の快適な暮らしを支え、後押ししていく。

同社ではこれまで高い耐久性が求められる学生向けの運動靴を作ってきたが、そうした靴づくりのノウハウを生かすことで、丈夫で動きやすく、性別や服装を選ばないデザインの普段靴に仕上げているラインアップは「スクールトレーナー」「バスケット」「ワラン1」「ワラン2」「ウキ」の5型。

発達の過程にある子どもの足は骨が柔らかく、大人とは異なるかたちをしている。そうした子どもたちの足を守り、もっと遊びたい、はやく走りたいという気持ちを支えるラインアップは「キュー」「ヨジートレーナー」「コニートラック」の3型。

体の大きさや状態が人それぞれ違うように、履く人の足のかたちにもさまざまな個性がある。足の長さはもちろんのこと、甲の高さや幅に関係なく、できるだけ多くの人が毎日快適に履けるよう工夫された「バース」。

仕事や正装のときに使われる革靴は、長い時間履き続けると疲れてしまう。どんな人にもよく似合うオーソドックスなデザインながら、履き心地と歩きやすさを大切にした、毎日履きたくなる革靴を製作。ラインアップは「スチップ」(11月下旬発売)、「ハイム」の2型。

カラー、サイズ、価格等を含む詳細はインユースブランドサイト(https://products.inuse.jp/)で。