住友ゴム工業
「ディレッツァ β11」
ジムカーナ競技上位入賞目標に開発
非対称パターン採用
住友ゴム工業(山本悟社長)は、ジムカーナ競技での上位入賞を目標に開発したハイグリップスポーツタイヤDUNLOP(ダンロップ)「DIREZZA β11(ディレッツァ ベータイチイチ)」を2023年2月から発売する。価格はオープン価格。
ディレッツァ β11は非対称パターンの採用と、内部構造やコンパウンドの最適化によって、グリップ性能と耐摩耗性能を高い次元で両立させている。加えて23年全日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権統一規則第2条2)の基準を満たしており、当該選手権において使用することができる。
発売サイズは255/40R18 99W、235/40R18 95W、225/40R18 92W、225/45R17 94V、215/45R17 91V、205/50R16 91V、195/50R16 88Vの7サイズ。すべてEXTRA LOAD規格(負荷能力強化タイプ)。EXTRA LOAD規格は、空気圧および負荷能力をスタンダード規格(日本自動車タイヤ協会・ヨーロッパタイヤリム技術機構等)の同一タイヤサイズよりも高く設定したタイヤ規格のこと。この規格のタイヤサイズは、スタンダード規格の同一サイズと比べ、ロードインデックスが高くなる。また、同一タイヤサイズでも空気圧に対する負荷能力を維持するためには、スタンダード規格のタイヤに比べ、高い空気圧が必要となる場合がある。
転がり抵抗性能は255/40R18 99W、225/40R18 92WのみB、ほかはC、ウェットグリップ性能はすべてaを獲得している。