2023年2月10日

【新年賀詞交歓会】
ニシヤマ

新商材への挑戦継続

ニシヤマ(西山正晃社長)は1月20日、東京都千代田区のパレスホテル東京で「新年賀詞交歓会」を開催した。2021年、22年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催は見送られており、3年ぶりに開かれた新年の催しには同社の主要な取引先など多くの参加者が集い合った。

主催者を代表してあいさつに立った西山社長は「昨年も当社は皆様とともにコロナ禍に負けることなく、日々しっかりと仕事に取り組んできた。その結果として2022年度の業績については史上最高の売上高であった前年を若干上回り、2年連続で過去最高を更新できるものと見込んでいる。これもひとえに、ここに集われた皆様に製品を絶やすことなく供給して頂いたお陰だと感謝している。当社は技術開発型専門商社として一般的なものではなく、仕様を変更した製品を作って頂いてユーザーにお届けしている。今後も皆様におかれては、お持ちの技術を融合させた新たな切り口で生まれた製品をご提案して頂き、当社からも他社との協業による仕事等を提案することで、さらに事業の拡充を図っていきたい。今後も皆様の技術と知恵をお借りしながら、お客様の満足と笑顔のために新しい商材への挑戦を続けていく」と、同社が展開する事業の方向性について述べた。

引き続き乾杯の音頭をとったニッタの石切山靖順社長は「コロナ禍の3年間はさまざまな制限によって大変な世の中であったが、昨年後半からはそういった規制も緩和され、それに伴って経済活動も活発になってきたと感じている。そのような中、景気も徐々に復調していくのかと期待していたが、原材料およびエネルギーコストの上昇や金融引き締めによる景気後退など幾多の懸念がまだ残っている。ただ、あまり懸念ばかりしてその場に立ち止まっていると揚がっていた凧も落下してしまう。勇気を持って走り出し、ひもを引っ張ることで凧はまた揚がっていくだろう。大変厳しい環境ではあるが、恐れることなく前進していく一年にしたいと考えており、当社としてもニシヤマ様の今年の重要な取り組みである『新事業への積極的な投資戦略』に可能な限り全力でご支援させて頂く」と乾杯のあいさつの中で述べ、同社長の威勢の良い乾杯の発声で祝宴はスタートした。