2023年2月25日

横浜ゴム
乗用車用タイヤ生産能力増強

インドで年産450万本拡大へ

横浜ゴム(山石昌孝社長)は、拡大するインド市場の需要にこたえる目的から、インドにおける乗用車用タイヤの生産能力を増強する。8200万米㌦の追加投資により、インド東部のVisakhapatnam(ヴィシャカパトナム)工場の敷地内に新たに乗用車用タイヤの生産ラインを増設。これにより、インドの乗用車用タイヤ生産販売会社であるYokohama India(ヨコハマ・インディア、以下、YIN)と合わせて乗用車用タイヤの生産能力を現在の年産280万本から450万本に引き上げる。2024年第4四半期からの生産開始を予定しており、将来的には22㌅までの乗用車用タイヤの生産を視野に入れている。

ヴィシャカパトナム工場は、農業機械用タイヤなどオフハイウェイタイヤ(OHT)生産販売子会社であるYokohama Off―Highway Tires(ヨコハマ・オフハイウェイタイヤ=YOHT)の生産能力増強に向けて昨年8月から操業を開始した新工場で、所在地は、インド・アンドラプラデシュ州ヴィシャカパトナム・アチュタプラム工業団地。敷地面積は、約39万平方㍍。

YINは07年に設立されて以来、インド市場において販売量を大きく拡大。インド市場で販売している乗用車用タイヤはインドの道路条件に合わせた専用設計となっており、市場ニーズにこたえる商品性能とYOKOHAMAブランド販売網の拡大によってYINは急成長を遂げ、インドは横浜ゴムにとって最重要市場の一つとなっている。

インドの自動車産業は昨年の自動車販売台数が日本を抜いて世界第3位になるなど急拡大しており、横浜ゴムは今後も成長が続くと見込んでいる。この成長に対応する目的から、横浜ゴムはYINの生産能力を拡大し続けており、操業開始時の年産70万本を19年に153万本、21年に196万本まで増強してきた。そして今回、280万本に引き上げる拡張工事を完了させ、先月より生産を開始している。

【YINの概要】
▽本社・工場所在地=インド・ハリヤナ州バハドゥールガール工業団地
▽設立=07年4月
▽操業開始=14年7月
▽工場敷地面積=約10万㎡
▽事業内容=補修用の乗用車用タイヤ、自動車メーカー向け新車装着用タイヤの生産・販売