2023年3月10日

ムーンスター
新ライン「b/m」

23SSのテーマは「月旅行」

b/m

ムーンスター(井田祥一社長)は、新ライン「b/m(ビーエム)」を、2月下旬から全国の靴専門店・量販店等のほか、公式オンラインストアで順次販売開始している。新ラインのビーエムは性別や年齢、暮らしや働き方などのあらゆる境界線への適応をコンセプトに掲げ、ムーンスターのコンフォートシューズ開発ノウハウをベースに、リアルな着こなしに自然とマッチする気取らない心地良さを提案するスニーカー。環境に配慮した靴づくりにも取り組み、売り上げ実績に応じた寄付活動も予定されている。

ブランド名は「borderless(ボーダーレス)」「moonstar(ムーンスター)」が由来となっている。〝そのときの自分の居場所により良い快適さと遊び心を。〟をテーマに、性別や年齢、暮らしや働き方にとらわれず、日々変わりゆく常識と多様性の広がる社会に適応したプロダクトの提案を行っていく。2023SSでは「月旅行」をテーマにし、地球から月までの約38万㌔先を目指す旅での高揚感や、宇宙船や月面からデザインのインスピレーションを得ている。機能面では、インソールとミッドソールに独自開発のクッション材「ABSOREN(アブソレン)」を搭載。着地時の衝撃を吸収しながら、効率良く運動効果を高める。土踏まず部分に搭載されたシャンクラバーは足裏を支え、歩行をサポート。アッパーやソールには①コンポジションレザー=本来なら破棄される天然皮革の端材部分を粉砕し、シート状にした再生皮革②エコメッシュ=使用済みペットボトルを原料とした繊維でつくられたメッシュ生地を採用③リサイクルラバー=使用されたラバー材を回収し、粒状に裁断した後に通常のラバーに加えて再利用したソールラバーといった再利用された素材を採用し、環境への負担を減らす靴づくりが行われている。加えてプラスチックを使用せず、再生紙やインクの使用量を最小限に削減したエコ包装も採用されている。

23SSのラインアップは4モデルで、ストリートとスポーツのミックススタイルが特長的なスニーカー「b/m01chug(チャグ)」は、シュータンとアッパーを一体化させた構造。スリッポン感覚で履くことができ、名前の由来であるエンジン音のように心地良いリズムを楽しむことができる。カラーはブラック、サンド、ホワイト。月の名所〝虹の入江〟をイメージした波のラインがアイコニックなスポーティースタイルのスニーカー「b/m02sinus(サイナス)」は素材にメッシュを採用し、タウンユースにもアクティブシーンにもおすすめの一足。カラーはブラック、モーブ、アイボリー。「b/m03askia(アスキャ)」は、曲線的なパターンが重なるアッパーのデザインはアポロ計画で宇宙飛行士の訓練の場所となった〝アスキャ火山〟の地形からインスパイアされた。多彩な素材遣いとクリーンなカラーリングが日常に自然に溶け込む。カラーはブラック、アッシュ、ホワイト。「b/m04olta(オルタ)」は、サンダルとスニーカーが融合したハイブリッドな一足でオールシーズンで活躍する一足。通気性の良いメッシュと調節可能な面ファスナーのストラップで快適なフィット感を実現している。カラーはブラック、アイボリー。いずれもサイズは22・0~27・0㌢、28・0㌢、ワイズ2E、価格は8690円。

今回のビーエムの発売に合わせ、コンセプトを体現するため、さまざまな背景を持つインフルエンサーに協力を依頼。その中から、ヨガ/ジョギングインストラクターの伊藤ゆりさん、モデルの小松紘大さん、美容師のWATANABE MAIさんからコメントが寄せられている。

また、23SSシーズンではNPO法人団体の協力の下、ビーエムの出荷実績に応じて途上国の子どもたちに靴の寄付を行う。途上国の子どもたちの足元をサポートし、ムーンスターの経営理念「すべての人々の〝笑顔〟と〝幸せ〟のために」のさらなる実現を目指す。