2023年3月10日

墨東ゴム工業会
講習会の「三木会」開催

消費税の仕組みやインボイス制度で

墨東ゴム工業会(霜田知久会長)は2月8日、東京都墨田区のすみだ生涯学習センターにおいて「三木会(会員向けの講習会)」を開催。今回のテーマは〝製造業向けインボイス制度対応セミナー(Q&A)〟で、講師を務めた税理士法人古田土会計の高部孝之税理士は会員企業の経営者および経理担当者に消費税の仕組みからインボイス制度の概要に至るまで分かりやすく解説を行った。

冒頭、高部税理士は勉強会の主眼としては、インボイス制度が始まることで何が起こるのかという理解を深め、自社が対応すべきことや心配は不要なことを学び、今年9月までにやるべきことを行い最善の準備を進めていくことと説明。その後講習会は①インボイス制度開始の前提となる消費税の仕組み②同制度の開始によって何が変わるのか③同制度や当日の内容にかかわるQ&A④製造業の対応方法といった流れで進行し、専門用語は分かりやすい言葉に置き換えられながら映像を用いて詳細な解説が行われた。

インボイス制度の開始後は、適格請求書発行事業者以外の取引(免税事業者)において消費税の控除の適用が受けられないため、税負担も増加することになる。高部氏は登録番号が記載された適格請求書を発行しなければ〝取引先にも迷惑をかける〟ことになると強調した。勉強会終盤において設けられた質疑応答では経理の担当者からも多くの質問が寄せられ、納品書が適格請求書(インボイス)の代替となるケースや手形取引への対応など、高部氏は一つひとつの質問に丁寧に解答を行った。

勉強会の終わりにあいさつに立った霜田会長は「本日の講習を受けてインボイス制度への理解が足らなかったことと、これからするべきことを改めて確認することができた。税務関係は経理の部署だけではなく全社的な理解を深めていくことも大切だと感じた。会員の皆さんも万全の体制で今年10月のインボイス制度開始を迎えてほしい」と述べ、締めくくった。