ニッタ
自動工具交換装置新製品
typeシリーズ中型可搬タイプ
ニッタ(石切山靖順社長)は、自動工具交換装置「NITTAOMEGA type M165―K(ニッタオメガ タイプ エム165 ケー)」の販売を開始した。
ロボットの性能向上による動作の高速化に追随する目的から、自動工具交換装置において薄型・軽量化への市場ニーズが上昇。こうした市場ニーズに対応する目的から、同社では軽量・薄型で高い評価を得ているtypeシリーズの中型可搬タイプとなるNITTAOMEGA type M165―Kを新たに開発した。
100~165㌔㌘の可搬に対応しており、取り付けプレート不要で軽量化を実現。エア10ポートと連結確認センサを標準内蔵しており、改良型カムロック連結方式により安全で高耐久を確保している。各種モジュールによる機能拡張が可能で、高い汎用性を誇る。
SOFTmaticsPシリーズ
新機種10種を発売
また同社は、ロボットハンド「SOFTmatics(ソフマティックス)」の新機種10種の販売を開始した。
SOFTmaticsは食品、一般産業分野において利用されており、つぶれやすいワークを傷付けずに把持することができる。今回「選択肢が多いとうれしい」という顧客のニーズにこたえ、既存機種3機に加え、新たに10機種を開発した。
「SOFTmatics Pシリーズ(ソフマティックス ピーシリーズ)」は、グリッパの細分化により、サイクルタイムの短縮や省スペースでのレイアウトが可能。サイズの選択肢が増えたことで対象把持物の範囲が広がった。独自の把持機構とウレタン素材を採用したグリッパで、傷つき・つぶれやすいワークを優しくハンドリングする。洗浄の容易なフォルムと着脱構造でメンテナンスも容易。ラインアップの充実により、ワークのサイズと形状に合わせた最適なグリッパ選定を可能としている。