【総会】日本ゴムホース工業会
状況を正しく迅速に把握

日本ゴムホース工業会（永德文彦会長）は５月１１日、東京都千代田区のホテルニューオータニで「令和５年度通常総会」を開催した。当日は同会における調査統計専門委員会、技術専門委員会といった各専門委員会の業務報告が行われた後、「令和４年度事業報告」「同収支決算報告」「令和５年度役員選任および同専門委員会委員長委嘱」「同事業運営方針案」「同収支予算案」などの議案が審議され、いずれも原案通り承認された。

総会終了後に開かれた懇親会であいさつに立った永德会長は「わが国の経済環境はコロナ禍を経て大きく変化しており、その変化のスピードは非常に早く、これまでにも増して状況を正しく迅速に把握することが重要になっている。当会としては、このような交流の場を通して会員の皆様と価値の高い時間を共有したい。懇親会は（コロナ禍によって）４年ぶりの開催となるので、どうかゆっくりと親ぼくを図って頂きたい」と、久しぶりに開かれた懇親会に期待を寄せた。

引き続き来賓を代表して乾杯の音頭をとった東部工業用ゴム製品卸商業組合の塩谷信雄理事長は「新型コロナは５類へ移行し、事業を取り巻く環境は大きく変わりつつある。制限が緩和された今、大きく飛躍していく年度にして参りたい。商業者が実り多きに年にしていくには仕入れ先であるメーカーの皆様のご支援が必要不可欠なので倍旧のご協力をお願いしたい」と述べ、同理事長の発声を合図に歓談へと入った。

令和５年度の役員体制は次の通り（敬称略）。
▽会長=永德文彦（ブリヂストン常務役員）
▽副会長=宇野将成（クラレプラスチックス社長）、森重道（横浜ゴム理事）
▽常務理事=赤塚六弘
▽理事=磯崎勇一（東北ゴム社長）、澤井照嘉（メイジフローシステム社長）、⻆野貴彦（大同ゴム社長）、十川敬夫（十川ゴム副社長）、南野高伸（住友理工常務執行役員）、西井英正（弘進ゴム社長）、宮森康行（王子ゴム化成社長）
▽監事=天羽勝久（鬼怒川ゴム工業顧問）、中村浩士（櫻護謨社長）