2023年5月30日

住友ゴム工業
「K-SWISS」と日本での販売代理店契約

ノウハウ、ブランド力生かす
テニスシューズ4機種発売

住友ゴム工業(山本悟社長)は、カリフォルニア生まれのテニスシューズブランドのK―SWISS社(本社・米国・カリフォルニア、ロブ・ラングスタッフインターナショナルブランドプレジデント)と日本での販売代理店契約を締結した。6月16日からダンロップスポーツマーケティングを通じて、「K―SWISS」テニスシューズ4機種(オールコート2機種、オムニ&クレーコート用2機種)を販売する。

K―SWISSは、1966年に世界で初めてオールレザーのテニスシューズを発売したカリフォルニア生まれのテニスシューズブランド。現在ではATP(男子プロテニス協会)、WTA(女子テニス協会)ツアーで活躍するトッププレーヤーのフットワークをサポートしている。

住友ゴム工業は、17年に英国のSports Direct International(旧社名・スポーツダイレクトインターナショナル社、現社名・Frasers Group)から、海外のDUNLOP商標権とDUNLOPブランドのスポーツ用品事業およびライセンス事業を買収。これにより、ラケットスポーツ商品の販売会社であるDunlop International Europe(以下、DIEL)が関係会社となった。DIELは当時から欧州でK―SWISS商品の販売を行っており、そのノウハウとブランド力を生かし、今回、日本でも販売を行うこととなった。

今回日本で販売するテニスシューズは、フィット感や快適性、サポート性を重視した軽量モデルで、初級者から上級者まで幅広い層のプレーヤーが使用できる。

オールコートモデルの「Express Light3」は、K―SWISSを象徴する5本線をシンセティック素材でデザインし、組み合わせることによって足中央部をしっかりと支え、フィット感とサポート感を実現した。軽くてソフトなエアメッシュアッパーが優れた通気性と快適性を提供。加えて耐久性に優れ、軽くてフレキシブルなRPUケージを採用。あらゆる方向からアッパーのメッシュを保護し、快適な足入れ感を提供する。アウトソールにはクラシックなヘリンボーンパターンが採用されている。

オムニ&クレーコート用モデルの「Bigshot Light 4 OMINI」は、K―SWISSを象徴する5本線のデザインにはTPUストライプを採用。アッパーには柔らかなシンセティック素材を採用し、履き始めから快適な足入れ感を提供。軽くて耐久性に優れたシンセティック素材がアッパーの摩耗しやすい部分を保護。つま先部分はヘリンボーンパターンをベースにした専用アウトソールとなっている。共通の特長としては、ミッドソールには高性能EVAを採用し、クッション性を高め、耐久性を向上させているほか、TPUシャンクを搭載し、左右の動きに対するサポート性と安定性を向上させた。アウトソールには高密度コンパウンドのラバーを使用し、優れた耐久性を実現している。いずれもサイズは男性用が25・5~28・5㌢、女性用が23・0~25・0㌢、カラーは男性用がホワイト×ブルー、女性用がホワイト×ターコイズ、メーカー希望小売価格は1万7380円。

なお、同シューズは現時点でソフトテニスの公式大会では着用できない。