【総会】東部ゴム商組
すべての行事を実施
コロナ禍以前の状況に戻す
東部工業用ゴム製品卸商業組合(塩谷信雄理事長)は5月23日、東京都中央区のホテルモントレ銀座で「第45回通常総会」を開催した。
開会にあたり、あいさつに立った塩谷理事長は「長きにわたって生活や経済に大きな影響を与えてきた新型コロナウイルスは発生から4年目を迎えたが、今年3月からはマスク着用は個人の判断となり、5月には5類への位置付けとなったことで、ようやくコロナ禍以前の日々が戻りつつあると実感している。昨年の総会開催時にはまだ通常通りの開催ができる状況ではなく、密を回避した着座での総会および懇親会であったが、今回は会場を以前のホテルへと戻し、懇親の場についても久しぶりの立食形式なので、心ゆくまで情報交換をしながら懇親を図って頂きたい。昨年の組合活動については、工夫を凝らしてできる行事を実施して多くの行事を復活、開催することができた。夏場の伝統行事である野球大会は状況に応じて初日だけで中止となったものの、秋のベルト・ホース部会、工業用品部会では研修会を再開し、また見学会や女性向けセミナーのほか、年初には商工新年会も無事に開催することができた。今年度は6月6日の商品展示説明会、7月の勉強会をはじめ、昨年は中止となった野球大会の完全開催も目指しており、従来まで開催していたすべての行事を実施していきたい」と、今後の方向性と意気込みを示した。
引き続き、司会を務めた西山正晃常任理事から出席状況の報告があり、組合員187名のうち委任状を合わせて152名が出席。定足数を満たしていることで総会は有効に成立する旨が宣言された後、新發田和敏常任理事が議長に就任して議案審議へと入った。総会では「第1号議案 令和4年度決算関係書類承認の件」「第2号議案 令和5年度における事業計画、収支予算ならびに経費の賦課金額および徴収方法決定の件」「第3号議案 令和5年度における借入金残高の最高限度決定の件」「第4号議案 役員報酬の件」などについて審議。いずれの議案とも全会に諮られたところ満場一致で可決承認された。
また、今回は改選期にあたるため役員の改選も行われ、塩谷理事長、前田淳副理事長、黒川和彦副理事長は再任。2名の新任を含む34名の理事・常任理事も選任され、今期も新たな体制で組合の運営を推進していく。
総会終了後は、別室に場所を移して懇親会を開催、山上茂久相談役理事が乾杯の音頭をとり、威勢の良い発声を合図に和やかな歓談の輪が広がった。