グッドイヤー
8月に創業125周年迎える
イベントで新商品を発表
4種のプレミアムタイヤ
ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(リチャード・J・クレイマーCEO、以下、グッドイヤー)は8月29日、創業125年を迎えた。9月12日には「グッドイヤー125年の歩み」をテーマとするアジア・パシフィック地域のイベントを開催するなど、世界をリードするタイヤメーカーとしての存在感を高めている。また同社では、グッドイヤー125年の歴史から未来のモビリティ社会の実現に向けた取り組みを紹介する記念動画も制作した。
世界で有数のタイヤメーカーに成長したグッドイヤーも1898年の創業当時は、米国オハイオ州アクロンにある2つの廃工場からスタート。それから125年を経て革新的な技術を創出し、駆使することによって多くの「世界初」を世に送り出してきた。世界的なモータースポーツの分野でも数々の記録を作り出し、未来の新しいモビリティ社会の実現に向けたコンセプトタイヤの発表など、常に業界をリードし、その時代のモビリティ社会の発展に貢献している。
12日に開催されたイベントにおいては、アジア・パシフィック地域に向けたプレミアム商品を発表。グッドイヤーでは、これまで業界をリードしてきた125年の技術革新を強調し、今後さらなる持続可能な「Better Future(ベター フューチャー)」へとコミットメントの強化に向けた取り組みを公開している。
イベントでは、グッドイヤーアジア・太平洋地域のナサニエル・マダラン社長、同コンシューマー・タイヤ担当のピエトロ・サレッタ副社長、同商品開発・品質担当副社長のグレッグ・ハンナ氏の3人が登壇。アジア・パシフィック地域の主要取引会社から約300人ならびに100人の報道関係者が詰め掛けた。
今回発表された新商品は、ラグジュアリースポーツ系タイヤの「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6(イーグル エフワン アシメトリック シックス)」、プレミアム4×4オフロードタイヤの「WRANGLER DURATRAC RT(ラングラー デュラトラック アールティー)」「ELECTRICDRIVE(エレクトリックドライブ)」、ミッドパッセンジャー向けの「ASSURANCE MAXGUARD(アシュアランス マックスガード)」の4商品。グッドイヤーの先進技術を駆使して開発されたこれらの新商品は、ユーザーに究極のドライビング体験を提供するだけでなく、アジア・パシフィック地域におけるグッドイヤーの商品ラインアップをさらに充実させる。これら4つの新商品は、今回のイベントにおいて主要取引先をはじめとする来場者、報道関係者をサーキットに招待した上で、優れた性能を体感する機会を提供した。
イベントでは、未来のモビリティ社会を創るグッドイヤーの優れたソリューションと、サービスを体感できるインタラクティブな演出を試み、グッドイヤーが目指すBetter Futureに向けたコミットメントを強調。グッドイヤーは先進的なエネルギー効率、安全性、タイヤの長寿命化、快適性、利便性、デジタルベースのソリューションに取り組んでおり、2030年までに100%サステナブルな素材でメンテナンスフリーのタイヤを開発するという目標を強調、このイベントにおいても、90%サステナブルな素材によるデモタイヤを展示した。
イベントで登壇したマダラン社長は「アジア・パシフィック地域は、世界最大の自動車市場の一つとして台頭してきており、まだまだ成長の可能性を秘めている。グッドイヤーの革新的精神と卓越性への意欲により、グッドイヤーはモビリティ革命の中心に身を置き、お客様やイノベーターと密接に協力しながら、輸送業界を変革してく」と、次の時代に向けた意欲のほどを述べている。
同社では、グッドイヤー125年の歴史を7本の動画にまとめ、日本グッドイヤーの公式YouTubeチャンネルにおいて公開。同社の幕開けから次の時代に向けて力強いメッセージを送っている。
同社では今後も、これまで以上にモビリティ社会の発展に向けた歩みを続けることによって、社会全体の発展に向けた貢献を続けていく。