2023年9月30日

TOYO TIRE
トラック・バス タイヤ作業コンテスト

メンテサービスの知識・技術競う

TOYO TIRE(清水隆史社長)および国内販売子会社のトーヨータイヤジャパン(山邊憲一社長、以下、TTJ)は9月12、13日の2日間、愛知県みよし市の愛知県トラック協会中部トラック総合研修センターで「2023年度トラック・バス タイヤ作業コンテスト」を開催した。

近年、運輸業界ではタイヤの空気圧不足によるバーストや走行中の脱輪事故防止のため、運行前点検など日々の車両メンテナンス強化が図られている。タイヤメーカーである同社およびグループ販売関係先各社では、こうしたトラック・バスタイヤユーザーの取り組みに対し、タイヤを安全・安心に使用できるようメンテナンスサービスの向上に努めている。タイヤ周りのメンテナンスサービスに従事するサービスパーソンの技術向上や作業標準化の徹底は、そうした安全・安心に結び付くアクションであると位置付け、これを啓発する目的で社内コンテストを実施している。

コンテストの参加者は、TTJの東西の各販売統括部および自主系代理店で選抜され、各販売部長・代理店社長から推薦された選手。参加資格はTTJ主催の「サービスマン研修」を受講し、規定以上の点数を獲得していることが必須。今回はTTJから9人、自主系代理店から3人の合計12人が出場した。

コンテストでは1日目に筆記テスト(サービスマニュアル+時事情報から出題、タイヤ基礎知識、作業注意点、時事情報)、2日目に実技テスト(車両・大型トラクターヘッド〈ISO規格〉、仮定条件・左リア内側のパンク修理で来店)が行われ、「正しい作業・適切な報告書作成・不良原因予見」の習得度合、TOYO TIRES作業標準に沿った「安全かつ正確な作業」の遂行度合の項目が審査ポイントとなり、中でも作業、点検内容の正しい説明、作業後の増し締め入庫予定日の報告、車輪脱落事故防止を徹底するための作業項目が重要ポイントとして注視された。この筆記・実技テストともに一定のランクを超えた出場者の上位2人を、三ツ星のサービスマスターとして認定。筆記・実技テストそれぞれで一定得点を超え、1位、2位に入賞しなかった出場者は、二ツ星のサービスエキスパートとして認定された。

コンテスト閉会時にTTJの山邊社長は「2024年問題など人手不足も含めて、タイヤのサービスに携わる仕事が重要視されてくることが予想される。メンテナンスを行うサービスマンへの期待や、仕事量もますます増えると思う。皆さんには、今回のコンテストを機に若いメンバーなどへ指導してもらいたいと思う。今後はコンテスト参加者など規模を拡大して、さらに有意義なコンテストとして継続開催していきたい」と述べた。